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タメになる筋肉の話〜筋膜の拘縮編〜

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こんにちは!
パーソナルトレーナーの篠崎 嵩です。
今回は、筋膜の拘縮についてお話ししていきます。
筋膜についてあまり知らない、という方は前回の投稿から遡ってください(^^)

筋膜の分類編
https://biz-journal.jp/fitness/2020/05/post_10137


拘縮って??

拘縮(Contracture)とは、筋筋膜・筋線維・腱が捻れ、縮むことをいいます。
正常な筋膜は超音波測定器で観察すると、サラサラとしているので筋肉が収縮すると深筋膜と浅筋膜(皮下脂肪)が、スムーズにずれ合い滑走している様子が観察できます。

筋膜には捻れや突っ張りが生じてくると、隣接する筋肉の動きが制限されて血液循環が悪くなり凝りや痛みが出てきます。
筋膜には無数の神経細胞(受容器や自由神経終末)が分布しているので痛みに敏感です。
筋膜の粘着性が高まり固くなるということは神経を圧迫し、血流の低下につながります。そして、組織のpHが下がり、発痛物質が発生し、その物質を感覚器官が感知し痛みにつながります。   


【段階】
筋膜の拘縮は、癒着(Adhesions)・硬化(Glycation)・線維化(Fibrosis)の3段階を辿ります。


動かさない部位に筋膜癒着が発生
    ⇓
関節可動域の低下
   ⇓
組織間の摩擦が増加
   ⇓
微細裂傷が発生
   ⇓
筋膜癒着がさらに増加


1. 癒着
癒着とは、潤滑剤であるヒアルロン酸の凝縮化による膜間の滑走性が低下した状態です。
筋膜と筋膜が癒着した状態をFuzz(綿毛)と呼びます。
引き剥そうとすると、ゆるいゼリーのような粘性のある透明な糸が伸びます。
長時間同一姿勢でいる時につくられます。
起床時などに背伸びなどをして、胸の側面から肩にかけての筋膜癒着を取り除いて、隣接する組織がスムーズにスライドするように無意識に行っている動作です。
筋膜癒着が生じて間もなければ、このような動作で筋膜間の滑りを回復できます。
隣接する深層筋膜間は、互いに筋活動を円滑に行うためにFuzzがあり摩擦を防いでいますが、筋同士の摩擦が弱すぎると、Fuzzが癒着しやすくなることが知られています。

2. 硬化
細胞外基質中における糖タンパク質の脱水(ゲル化)と線維(コラーゲンとエラスチン)の高密度化によって膜が圧縮し、筋膜が硬くなります。
コラーゲンに糖質がつき、ゼラチンのようなゲル状になり(変性)、ベタベタして毛玉のように絡み合い、コラーゲンやエラスチンの新陳代謝を妨げて筋膜の復元性が低下します。

3. 線維化
線維化とは、組織の損傷や慢性炎症が原因で、慢性的な癒着と硬化によって膜が変性してしまった状態のことです。線維化して異質の組織に変性してしまったものは基本的には元には戻りません。

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