NEW

「上腕三頭筋」の構造・作用・支配神経を解説!

 

みなさん、こんにちは!

パーソナルトレーナーの坂口です。

本日、ご紹介するのは解剖学シリーズです。

 

上腕三頭筋の構造(起始部・停止部)

上腕三頭筋というのはいわゆる二の腕です。

 

起始部ですが、内側頭は上腕骨の遠位部後面。外側頭は上腕骨の近位部後面。長頭は肩甲骨の関節下結節にそれぞれ付着しています。

そこから停止部については、それぞれの部位が共通して尺骨の肘頭に付着しています。

 

 

上腕三頭筋の作用

上腕三頭筋には「伸展」と「回内」という作用があります。
もう少し具体的に言うと、次の2種類です。

・肘の伸展
・肩の伸展と回内

 

 

上腕三頭筋を鍛えるならスカルクラッシャー

上腕三頭筋は肩甲骨関節下結節に付着していると話した通り、肩甲骨にも付着しているんですね。そのため、肩関節の屈曲から伸展に持っていく動作でも、有効に働きます。

・ケーブルで上から垂れているロープを、肘の単関節運動で伸展させて動かす
・スカルクラッシャーでフラットベンチに寝た状態で、肩関節の屈曲を伴って伸ばす


2つのトレーニングのうち、実は屈曲を伴って伸展し腕を伸ばすというスカルクラッシャーの方が、上腕三頭筋に的確にアプローチができるんです。特に、上腕三頭筋の長頭への効果が期待できます。

上腕三頭筋の長頭は外見上でも、日常的に使用する部位としても、そして凝ってしまう場所としても重要です。

スカルクラッシャーが効率的であるという事がよく分かるわけですね。

 

上腕三頭筋と小円筋の「筋連結」

上腕三頭筋の長頭の起始部というのは、肩関節の安定に働く小円筋という筋肉と、筋連結を起こしています。

なので、上腕三頭筋と合わせて小円筋周囲の筋膜リリースを行うと非常に有効です。

 

 

上腕三頭筋の支配神経

上腕三頭筋の支配神経は長頭に関しては、上腕筋や三角筋、小円筋と同じ腋下(えきか)神経です。
また尺側手根伸筋、橈側手根伸筋、指伸筋、回外筋などの「上腕や前腕の伸筋」の支配神経である頭骨神経の神経支配も受けています。

こういった伸筋の特徴なんですが、実はほとんどの筋肉が上腕骨の外側上顆という、外側の上顆の出っ張り部分に付着しています。

これは上腕三頭筋も例外ではありません。そうすると、橈骨の支配神経である橈骨神経の支配も受けているということになるわけです。

 

筋連結と支配神経から考えるリリースの手順

上腕三頭筋は小円筋と筋連結を起こしている
小円筋は三角筋と同じ神経支配(脇下神経)を受けている
三角筋は僧帽筋ともつながっている
支配神経や起始停止の筋連結を考えた時、実は上腕三頭筋のリリースをしてコンディションを良くすると、肩こりの改善に大きな効果を発揮するんです。

上腕三頭筋のトレーニング種目で、単関節運動のキックバックをやっている女性をよく見かけます。

ここまで構造や作用、支配神経を見てきてみなさんは、これがどれだけ意味のない種目であるかがきっとお分りいただけるでしょう。

キックバックはコンセントリックの刺激はしっかり入りますが、実はエキセントリックの刺激はほぼ入りません。

もしも上腕三頭筋を鍛えていくのなら、前述のスカルクラッシャーがもっとも効果的だと思います。

 

まとめ

今回は上腕三頭筋について解説していきました。ぜひ皆さんのトレーニングやお客様への指導で、参考にしてみてください。

「上腕三頭筋」の構造・作用・支配神経を解説!のページです。筋トレしようぜ!は、食事、, , , , の情報を集積・精査・網羅しながらいち早くお届けします。 筋トレ・フィットネスの情報なら「筋トレしようぜ!」へ