NEW

脂質について学ぼう【2】

【この記事のキーワード】

,

【1】に続き、脂質についてお話していきたいと思います。前回は、脂質の作用や種類など基本的なことに触れていきました。今回は脂質が健康や体内でどんな影響をもたらすか、今の日本人に足りない脂質は?などについてお話していきます。

【この記事の内容】

1 脂質から得られる恩恵と弊害
2 日本人に足りていない脂質
3 まとめ

 

1 脂質から得られる恩恵と弊害

 前回、脂質の種類(一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸)についてお話しましたが、健康ベースでより細かく説明していきます。

〇オメガ9(オレイン酸)

 オメガ9はオリーブオイルやなたね油などに多く含まれています。この脂質の特徴は、血中の悪玉コレステロールの割合を減少させてくれることです。また、体内でも合成されますが、ぜひ血中コレステロールをコントロールしたい方は積極的に摂取してみてください。

〇オメガ6(リノール酸、アラキドン酸)

 この脂質は肉や卵、サラダ油に多く含まれています。植物油の主成分でもあります。こちらは少し特殊で人にとって必要な必須脂肪酸ではありますが摂取のし過ぎは良くありません。

 オメガ6の摂りすぎはアレルギーや発がん性のリスクがあります。また炎症促進物質でもあります。炎症部分の促進というのは簡単に言えば、痛い部分がより痛くなるといった感じです。女性で生理痛などに悩む方は要注意です。

〇オメガ3(α-リノレン酸)

 この脂質は魚やアマニ油、えごま油に多く含まれています。摂取後に体内でEPA、DHAに変換されます。この脂質も必須脂肪酸であり効果としては抗炎症作用を持ちます。炎症している部分を和らげる効果で、簡単に言うと痛い部分を和らげるといった効果があります。またオメガ3は脳の記憶にも効果的であり、しかも太りにくい脂質なのです。

 

2 日本人に足りていない脂質

〇足りない脂質

 現在の日本人に圧倒的に足りていない脂質はオメガ3です。逆に足りすぎている脂質がオメガ6です。この2つのバランスが1対1くらいになるのが理想ですが、現状ほとんどの方がオメガ6中心の食生活になっています。なぜここまで差が出ているかといえば、オメガ6という脂質は様々な食事で摂取可能だからです。逆にオメガ3の摂取は、相当に気を使わなければオメガ6同様に摂取していくことは難しいです。その結果、日本人はオメガ6を過剰摂取し、オメガ3が不足しているのです。意識的にはオメガ6を控え、オメガ3中心の食生活を心掛けるくらいがちょうど良いでしょう。

 

3 まとめ

 脂質の影響や恩恵について説明しました。ちなみに筋肉を大きくしたい人はオメガ6を摂取すると効果的かもしれません。なぜなら筋肉痛といういわゆる疼痛をより促進させることで成長ホルモンの分泌を促せることができますのでより効果的に肥大が望めるでしょう。しかし健康第一に考えればバランスをコントロールするのは必須かもしれません。

脂質について学ぼう【2】のページです。筋トレしようぜ!は、食事、, の情報を集積・精査・網羅しながらいち早くお届けします。 筋トレ・フィットネスの情報なら「筋トレしようぜ!」へ