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DDT王者・遠藤哲哉選手がマンツーマン指導! 異色のオンライントレーニングの“気になる中身”

遠藤哲哉選手

 新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言下、スポーツジムやフィットネスクラブが休業を余儀なくされるなか、一躍、注目を集めたオンライントレーニング。YouTubeなど一方的な動画配信と違い、個々のレベルにあったメニューでフォームをチェックしてもらえたり、質問などもできることから、自宅に居ながら手軽にジムやスタジオに近いトレーニングが受けられると、新たなファン層を開拓。withコロナ時代のニュースタンダートとして、現在さまざまなサービスが提供されているが、そんな中、ひと際異彩を放っているのが、プロレス団体・DDTによるレスラーズオンライン家庭教師だ。テレビ会議ツール「Zoom」を使って、遠藤哲哉選手や竹下幸之介選手、大石真翔選手、上野勇希選手らによるマンツーマントレーニングを受けられるというこのプログラム。まさにプロレスファンにとっては垂涎モノだが、いったいどんなプログラムなのか? 現・DDT王者で、人気No.1講師の遠藤選手に話を聞いた。

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――サービス開始から約3カ月、利用状況はどんな感じですか?

遠藤 僕の場合はだいたい夜6時以降で3コマ(1コマ1時間)担当することが多いんですが、ありがたいことに、スタート当初から予約の受付を開始するとだいたいすぐに埋まる、って感じですかね。試合の日程にも寄りますが、多い時で週3回、少ない時で週1回ほど教えています。

――客層は?

遠藤 今は全員ファンの方です。女性が多いですね(笑)。男性は1回だけだったかな。みなさん、ほとんどが運動初心者の方です。

――トレーニングメニューは毎回、どうやって決めているんですか?

遠藤 トレーニングを始める前にこれまでのトレーニング歴や体の悩み、リクエストなどをヒアリングして、個々のレベルに合わせてメニューを組んでいく感じですね。大まかなベースはあらかじめ決めていますが、難しそうだったら難易度を下げたり、その場でアレンジしています。今はリピーターの方が多いんですが、徐々にレベルアップさせていっている感じです。

――どんな種目を取り入れているんですか?

遠藤 だいたいいつも入れているのはスクワットです。スクワットって足のトレーニングですが、腹筋や背中の筋肉など、姿勢を保持するためにさまざまな筋肉を使うし、運動強度が高いので、全身が鍛えられるんです。あとは、体の裏側の筋肉を鍛えるメニューが多いですね。トレーニングを受ける方に毎回、目標をお伺いするんですが、けっこうみんな漠然としてて…(笑)。最初は「運動不足解消」とおっしゃるのですが、さらに突っ込んで聞いていくと、肩こりや腰痛が多いです。その原因を解消するには、体の裏側についている筋肉と関係していることが多いので、そういう部位を鍛えるメニューが多いですね。休憩を挟みながら、1時間でだいたい4種目ほど取り入れています。

DDTレスラーズオンライン家庭教師より

――レスラーにとってトレーニングや体づくりは基本中の基本だと思いますが、トレーニング法や身体の構造について、どこかで専門的に学ばれたことはあるんですか?

遠藤 実は一時期、ジムで働いていたことがあるんですが、基本は独学ですね。自分で調べて、実際にやってみてよかったらトレーニングに取り入れる、って感じです。もちろん、これまで一般の方にトレーニングを指導したことはありませんでしたが、いつも後輩とかと一緒にトレーニングしているので、意外となんとかなりました(笑)。ただ、オンラインということで口だけで指導しなければならないので、そこが難しいところですね。トレーニング指導において、相手の体に触れるというのは重要なポイント。実際に体に触れて、「ここの筋肉を意識してください」とか説明するわけですから。毎回、試行錯誤しています。

――DDTといえば、HARASHIMA選手が一般の方に関節技などをレクチャーするサークル「HARASIMA スマイルキャンプ」を主宰されていましたが(現在オンライン家庭教師で不定期開催)、このオンライントレーニングでも、希望者にはプロレス技も指導してもらえるのでしょうか?

遠藤 今のところないですが……、要望があれば教えますよ(笑)。

――遠藤選手のほか、竹下選手や大石選手なども講師をされていますが、ほかの選手と指導内容を情報交換したりするんですか?

遠藤 いや、僕、あんまりほかの選手とあんまり仲良くないというか、あんまり話さないんですよ…(苦笑)。一緒にトレーニングするのもフリーの選手だし…。スタッフさんを経由して、ほかの人の状況を聞いてる感じで。中にはアドバイスし合ってる選手もいるみたいですけどね……。

――プライベートでもクールなんですね(笑)。オンライントレーニング全盛の昨今、DDTオンライン家庭教師の強みはどんなところでしょうか?

遠藤 やっぱり、現役のレスラーが教えるってところでしょうか。あとは、なんだろうなぁ……。

運営スタッフ もともと始めたきっかけは、コロナで試合ができなくなってしまったので、選手のモチベーション維持につながればいいなという面もあったんです。

遠藤 僕自身、人にものを教えるのは好きですし、トレーナーという職業に興味はあったので、すごくいいきっかけをいただきましたね。これからも続けていきたいです!

運営スタッフ 今は大会が始まってしまって、なかなか講師のスケジューリングが難しいですが、今後は女子選手にも広げていったり、選手のキャリアにつながればいいなと考えています。また、「オンライン家庭教師」をうたっているので、トレーニングに限らず、いろいろなことをやっていきたいと思っています。例えば現在、料理が得意な渡瀬瑞基選手が料理教室を開催していますが、なかなか人を集めるイベントが難しい状況なので、「オンライン家庭教師」を使ってみんなでできる運動会など、何か新しいイベントもどんどんやっていきたいです。

――遠藤選手は、オンライントレーニングのほかに、何かやってみたいことはありますか?

遠藤 うーん…僕はやっぱり、トレーニングですかね。お客さんと一緒に1時間オンラインで飲む、というのをやっている選手もいますが、僕の場合、人と会話するのが得意ではないので、ちょっと無理ですね…。1時間ももたないです。会話も、お酒の強さ的にも(苦笑)。

――(笑)。それでは最後に、「DDTレスラーズオンライン家庭教師」デビューを考えている読者、そしてプロレスファンにメッセージお願いします!

遠藤 プロレス好きな人をメインターゲットとして考えているので、プロレスラーが実際、どんなトレーニングをしているのか興味がある方にはおすすめです。また、レスラーとしては、DDTの王座を守りつつ、世間に僕の名前を知ってもらい、コロナが落ち着いたら、プロレスを知らないお客さんにも試合に足を運んでいただければと思います。

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 取材後、実際に遠藤流スクワットをレクチャーしてもらったのだが、優しい口調と分かりやすい説明のおかげで、ポイントをしっかり押さえ、お尻の裏側やハムストリングスにじわじわと効かせることができた。1時間フルでレッスンを受ければ、全身しっかりと鍛えられそうだ。

 オンライントレーニングは数あれど、現役レスラーからマンツーマン指導が受けられるのはDDTレスラーズオンライン家庭教師だけ。プロレスファンもそうでない人も、ぜひ一度、体験してみてほしい。
(取材・文=編集部)

 

●「DDTレスラーズオンライン家庭教師」
https://reserva.be/ddt_lesson
料金:レッスン1コマ、1アカウントで8,000円(税込)
(同画面内での共有は人数が増えても同額となるが、参加アカウント(Zoom)が1つ増える毎にプラス3,000円(税込)で受講可能)講師:遠藤哲哉、竹下幸之介、高尾蒼馬、勝俣瞬馬、大石真翔、上野勇希、吉村直巳etc.
専用サイト: https://reserva.be/ddt_lesson
問い合わせ:lesson@ddtpro.co.jp

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