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デットリフトは広背筋のトレーニングじゃない!?

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 背中のトレーニングの定義として、広背筋、大円筋、僧帽筋を鍛えることがスタンダードになってくると思います。特にボディメイク目的でトレーニングをされている方はそういった傾向にあると思います。

 デッドリフトがなぜ背中のトレーニングではないのか、広背筋に着目してお伝えします。

●広背筋とは
広背筋は第7胸椎~第12胸椎、第1腰椎~第5腰椎及び仙骨の棘突起、胸腰筋膜、肩甲骨下角、腸骨稜1/3、第9~12肋骨から上腕骨の小結節稜に付着している筋肉になります。

●作用
・肩関節の伸展、内旋、内転
・肩甲骨の下制と下方回旋(付着はかなり弱いので作用ついてもそれほど強くない)
・体幹の側屈

 ここまで読んで「あれっ!?」と思われた方も、ちらほらいると思います。

 デッドリフトはそもそもヒンジ動作、つまり股関節の屈曲、伸展の動きがメインになります。

 広背筋は肩関節の動きに作用する筋肉であって、股関節の動きには関係ありません。

 強いて言うなら、姿勢を保持するために、アイソメトリクス(筋肉の長さが変わらない)的に働く程度です。

 アイソメトリクス的に働くことがトレーニングではないかと言われれば、そういうわけでもないですが、あくまでもボディメイクの観点から見ると、筋肥大の効果を得るには筋肉の伸張・短縮が必要不可欠になります。

 デッドリフトで広背筋が鍛えられるのだとすれば、ベンチプレスでも肩関節や肘の動きを使わずにバーベルを持ち上げた状態を保つだけで良いことになります。

 しかし、誰もそんなことしないですよね。それでは筋肥大の効果が得られないことを理解しているからです。そのため、肩関節の水平外転と水平内転、肘の屈伸を行って、大胸筋の伸張・短縮を促しているのです。

 しかし、何故かデッドリフトだけは、都合の良い解釈をして、勘違いをして背中のトレーニングの一部としてかんがえている方が多いです。というよりも何も考えず、マッチョな人がやっているからという方がほとんどでしょう。

※ちなみにデッドリフトを否定しているわけではなく、あくまでも広背筋のトレーニングではないといいうだけであって、デッドリフトはとても優秀なトレーニング種目です。

 

鈴木寛太(KANTA SUZUKI)
パーソナルトレーナー。

活動地域:愛知県

本来あるべき機能を取り戻すことこそ“ストレスから解放されるカギ”をモットーに日々活動中。動かしやすい身体は人生を豊かなものにしてくれます。
皆様に身体づくりのヒントをお伝えできたらと思っております。


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