筋トレしようぜ!
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2020.11.24
腿裏(ハムストリングス)の肉離れはなぜ起こる?
こんにちは! パーソナルトレーナーの阿部です!
本日は「腿裏の肉離れはなぜ起こるのか」についてお話しします。
皆さんも、一度は経験があるのではないでしょうか?
競技中や久しぶりの運動時、張り切りすぎて『ブチっ!』
もうとんでもない激痛ですよね。普通に歩けないですもん。
そんな肉離れですが、なんで太腿ばかりなんだろうと疑問に思った事はありませんか?
確かに太腿の肉離れは、他の筋肉の部位と比べると遥かに多いです。
ただ太腿といっても、種類があります。
腿の前、つまり大腿四頭筋なのか? それとも腿の裏側のハムストリングスなのか。
この2つの中でも 特に肉離れを起こしやすいのはハムストリングスです。
ハムストリングスはアクセル筋ともいわれ、股関節を伸ばす作用があります。
もっと簡単に言うと、走っている時の後ろ脚です。地面を蹴る時に強く使われます。
そんな筋肉だから走る系の競技にハムストリングスの肉離れが多いのかと納得すると思います。
ただこれも確かに1つの理由なのですが、その他に大きな理由、原因があります。
それは大腿四頭筋とハムストリングスの筋力バランスです。
つまり、ハムストリングスが弱い人が、肉離れを起こすのです。
最近の研究でも、大腿四頭筋とハムストリングスを比べると大腿四頭筋の方が圧倒的に筋力が強い事が分かっています。
つまり、人間はもともとハムストリングス(腿裏)が弱く、肉離れしやすい人体構造になっているのです。
では、どうすれば肉離れを防げるのか?
その答えは筋トレです。
考え方は単純で、ハムストリングスが弱いなら鍛えれば良いという訳です。
もし太腿の肉離れを頻繁に起こしているという人がいれば、ハムストリングスの筋トレをオススメします。