手先が痺れる原因は、あの筋肉!?
こんにちは!パーソナルトレーナーの阿部です!
本日お話しする内容は「手先の痺れ」についてです。
手先の痺れの原因は様々です。その中で、最も多いものを今回はお伝えします。
症状がある皆さんが必ず治るとは限りませんが、今日お話しする部分が原因の方であればすぐに効果が出ると思います。
まず始めに知っていただきたい事は、痺れというのは神経が原因だという事です。
神経は中枢と末梢の2つに大別されますが、その中でもほとんどの痺れの原因は
末梢にあります。
ちなみに中枢神経は脳と脊髄の事を指します。
脊髄で問題が起こっている場合は脊髄損傷であったりヘルニアであったりするので、また別の障害になります。
そういった場合は病院に行く事をオススメします。
末梢神経は脊髄から無数に伸びる神経で、各部位の神経支配を担っています。
潰されたり、圧迫されると、末梢神経が支配している部位に影響が出てきます。
例えば視神経というのは視力に関わる神経なので、視神経が何らかの損傷を受けると目に影響が出ます。
それと同じように手先が痺れている方は、何かの神経が絞扼されているという事になります。
それは腕神経叢です。
腕神経叢とは上肢を支配している神経の束です。
その腕神経叢が圧迫を受けると、腕、そして指先まで影響が出ます。
何に圧迫されているかというと、小胸筋という筋肉です。
小胸筋の下を腕神経叢が通っているので、小胸筋が拘縮し、硬くなると
腕神経叢は圧迫されます。
そうすると手先に痺れが出る訳です。
つまり、手先が痺れている方は小胸筋のストレッチが重要になります。
小胸筋のストレッチはこちら!
写真赤まるの位置に小胸筋があるので、テニスボールなどを使ってぐりぐりと小胸筋をマッサージしていきます。
30秒×3セット毎日繰り返しましょう!
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阿部 陸/Abe Riku
フリーのパーソナルトレーナーとして活動中!累計1000人以上のお客様を指導/筋トレダイエット初心者の味方初心者マーク/座右の銘右指差し『筋肉は最高のお洒落である』/寝ている間も筋肉の事を考えている”筋肉マニア”です。
Twitter @AbeRiku1