筋トレしようぜ!
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2020.12.13
筋トレは戻すときにゆっくり時間を
みなさん、こんにちは!
パーソナルトレーナーの坂口です。
筋トレの極意はつねに力を抜かないで、動きを完璧にコントロールすること。とくに筋肉でブレーキをかけながら動くときにゆっくり時間をかけると、筋肥大が加速します。
その理由とは?・・・↓↓↓
コンセントリック
アームカールで肘を曲げてボトルを引き上げるときは、筋肉(この場合は上腕前側の上腕二頭筋)が短くなりながら、負荷を上回る筋力を発揮しています。負荷<筋力だからこそ、ボトルが上がるのです。このように筋肉が短くなりながら、負荷を上回る力を出している局面を「短縮性筋収縮(コンセントリック・コントラクション」
アイソメトリック
肘を伸ばしてボトルを下げていき、前腕が床と平行になったときには、負荷と筋力が釣り合っています。負荷=筋力なので前腕を床と平行に支えられるのです。
筋肉が長さを変えないで、負荷と同じ筋力を発揮する局面を「等尺性筋収縮(アイソメトリック・コントラクション」
エキセントリック
肘を伸ばしてブレーキをかけながらボトルを下げるときは、縮んだ筋肉が元の長さまで伸びながら、負荷を下回る筋力を発揮しています。負荷>筋力なので、ボトルは重力によって床に近づくのです。このように筋肉が伸びながら、負荷を下回る筋力を発揮する局面を「伸張性筋収縮(エキセントリック・コントラクション」
筋力は動員される筋線維の数で決まりますが、この3つの局面で最も動員される筋線維が少ないのは、エキセントリック。少ない筋線維にコンセントリックと同じ負荷がかかるので、1本1本の筋線維に加わるので筋肥大は起こりやすいのです。