ランニングのフォームについて気づいたこと
昨日は久しぶりに、昼間の暖かい時間帯に走ってきました。
身体がよく動きそうだったこともあり、ペースを上げて走ってみた所、新たな発見がいくつかありました。
①身体の重心
キツくなってきた時って、自然と身体が上向きになったり、酸素を取り入れようと顎が上がってきたり、歩幅が狭くなったり…。
良い時のフォーム、ベストなフォームが崩れてきてしまいますよね。
これは誰にでも起こることです。
そんな時に意識してもらいたいのが、あえて「身体の重心を気持ち前傾させる」ことです。
自然と1歩1歩が前に出てくれます。
通常は、肩甲骨を少し背骨に寄せ気味で走ると良いのですが、身体を前傾させるのに合わせて少し、肩甲骨と肩甲骨を開くような感覚で走ると、より身体の前傾を助けてくれます。
一定期間走ったら、走りながら腕をぶらぶらさせたり、回したりして、一度ロックされた身体を走りながらほぐしてあげることも有効です。
②意識的に膝を上げる
キツくなってきたら、少し膝を上げると自然と足が前に出てくれます。膝を上げたからといって、足をそのまま前に着地させる必要はありません。
地面を蹴ったり、地面からの反発力を得るためには、およそ身体の真下に足を着地させてあげるのがベストです。
ただ、膝が上がって来ないと、その1歩自体のスタンスが狭くなりがちなので、ぜひしんどくなったら、膝を上げる意識で!
③呼吸のリズムを変える
以前、ランニング時の呼吸の仕方について解説しましたが、呼吸のペースを維持しにくくなったら一時的に、一番楽な呼吸法に合わせてあげて、心拍を一旦落ち着かせます。
例えば、通常「スッ・スッ・ハァー」の3拍で呼吸をしている場合は、一時的に「スッ・ハァ・スッ・ハァ」の4拍や、「スッー・ハァー」の2拍に変えてみる。
これは、一番「楽だと感じる」リズムがいいです。そして、なるべくペースは落とさないようにしながら呼吸を整えていきます。
「呼吸一つで…?」
と思うかもしれませんが、全然違うんです! ぜひ、騙されたと思ってやってみてください。
やはり、この時期、昼と夜では身体の動きも全然違いますね。
朝一でランニングされる方は、ぜひ動的ストレッチでしっかりと身体を温めたり、可動域を確保してから走り始めて下さいね!
寒い冬はこれからが本番ですが、ぜひランニングを継続していきましょう!