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山本義徳直伝!『最高の健康』を手に入れる方法

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『最高の健康 科学的に衰えない体をつくる』(KADOKAWA)

 ボディビル・パワーリフティング界のレジェンドで、一流アスリートから一般人まで、幅広いクライアントを指導してきたパーソナルトレーナー・山本義徳が新著『最高の健康 科学的に衰えない体をつくる』(KADOKAWA)を上梓した。

 本書は、これまで20年間、1000人を超えるクライアントを指導する中で蓄積してきたデータを基に執筆されており、「最高の健康」(=その人の年齢からは考えられない体力を維持していること)を手に入れるための正しい筋肉の付け方や栄養の摂り方、そして筋トレから得られる医学的効果について解説している。

 そのなかでも特に注目すべきは、「101理論」だ。これまでは、トレーニングでダメージを受けた筋肉は、超回復という現象によってダメージ前よりも強度が増すという理論が、筋肉が成長するメカニズムとして知られていたが、最近では超回復と筋肉が成長するメカニズムはまったく別のものであることが常識となりつつある。

 筋トレによって傷ついた筋繊維が以前よりさらに太くなるのは、身体がストレスに適応しようとする「ストレス応答」によるものであり、筋トレによるストレスを受けると、それに適応しようと筋肉は増えていくが、やりすぎるのも禁物。過度なストレスは身体を疲弊させ、筋肉を分解してしまうことさえあるのだ。

 山本いわく、筋肉を増やすのに激しい筋肉痛は必要なく、ほんの少し筋肉が痛む程度で十分。体の能力を100としたとき、それに対するトレーニングは101のストレスでよく、120や130ものハードなストレスは無意味だという。

「101理論」は少ないトレーニング量で必要最低限のストレスを与えるだけなので筋肉の回復にさほど時間がかからず、中一日あける程度で十分。よって、短期間で筋肉を発達させることができるのだ。

 山本が本書を執筆した理由のひとつに、筋トレに関する間違った情報があふれていることへの危惧があるといい、特にYouTube上では、初心者が正しいフォームで行うには難しいトレーニングを紹介している動画も少なくない。初心者がフォームの正誤を判断するのは難しいが、「そんな時は動画のコメント欄をチェックしてほしい」とアドバイス。間違ったトレーニングの場合は必ずコメント欄に指摘があったり、低評価が多かったりするので、それを指標にするといいという。

 人生100年時代に突入し、健康寿命がますます重視されるようになってきた昨今。間違った情報に惑わされず、正しく筋トレを始めたいという人にはピッタリの一冊だ。

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