脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動、筋トレどちらが先?
こんにちは! パーソナルトレーナーの美智子です。
本日は、『脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動と筋力トレーニング、どちらから先に行った方がいいのか?』についてお話します。
結論からお伝えすると、
筋トレ→有酸素運動の順番で行うといいです。
体脂肪は、脂肪細胞の中に中性脂肪という形をして身体に蓄えられていますが、そのままの形でエネルギーとして利用する事は出来ないんです。
では、どのような順番で脂肪燃焼されるの?
筋トレ、有酸素運動
↓
脳が脂肪を分解しエネルギーを生成するように指示を出す
↓
アドレナリンやノルアドレナリンなど成長ホルモンなどの脂肪分解作用を持つホルモンが分泌される
↓
脂肪分解酵素(※)「ホルモン感受性リパーゼ」が活性化する
↓
脂肪が分解され、グリセロールと遊離脂肪酸に分かれ、血液中に放出される
↓
遊離脂肪酸がミトコンドリア内に取り込まれ、エネルギーとして消費される
このような複雑な経路によって、脂肪は燃焼されます。
せっかく脂肪が遊離脂肪酸に分解されても、燃焼できなければ再び脂肪へと戻ってしまいます。分解した遊離脂肪酸を燃焼するためには、持続的な運動が必要になります。
※ホルモン感受性リパーゼとは
脂肪細胞の中に存在し、中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解する酵素。アドレナリン、ノルアドレナリン、成長ホルモンの作用によってその働きが活性化する。
上記を踏まえると、成長ホルモンの分泌作用を促進される運動を先に行う方がいいと考えられますね!
有酸素運動のような、強度の小さい運動ではなく、筋トレような激しい運動を行うことにより、乳酸と言われる代謝産物が蓄積します。
そして、筋肉内にある化学受容器が刺激されることにより、成長ホルモンが分泌されます。
反対に、筋トレ前に有酸素運動を行うと、成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうことが分かっています。
まとめると…
筋トレを先に行い、脂肪分解を促し、有酸素運動を行うのが最も効果的な運動です。
パーソナルトレーニングでは筋トレを行った後に、キックボクシングトレーニングを取り入れています!
気になる方はぜひ一度、体験トレーニングへお越しください!
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