女性にうれしい、みかんの栄養と効果について
こんにちは! 女性専門パーソナルトレーナーの美智子です。
この時期、こたつに入ってみかんを食べる機会も増えますよね。
みなさんは、みかんに含まれるいま注目の栄養素『B-クリプトキサンチン』をご存じですか?
・美肌効果
・骨粗しょう症予防
・生活習慣病予防
などなど、女性にうれしい効果がたっぷりです。
β-クリプトキサンチンとは?
「カロテノイド」と呼ばれる成分の一種です。野菜や果物に多く含まれる黄、橙、赤色などの天然色素で抗酸化作用があり、酸化ストレス(身体が錆びついてしまうこと)を軽減することがわかっています。
代表的なカロテノイドといえば、
・β-カロテン(人参)
・リコペン(トマト)
・ルテイン(ほうれん草)
・アスタキサンチン(鮭)
がありますが、その中の一つがβ-クリプトキサンチン。みかん、ポンカン、はっさく、柿、パパイア、オレンジなどに含まれています。
この中で最も多くβ-クリプトキサンチンが含まれているのは温州みかんで、オレンジの約10倍といわれています。
特異的に多く含まれていることが、研究の結果わかりました。
β-クリプトキサンチンの効果
1.骨粗しょう症の予防
骨量は20歳前後で最大となり、40歳半ばまでは一定の骨量が維持されます。しかし、50歳を過ぎると徐々に減少します。特に閉経を迎えた女性では、急激な女性ホルモンの枯渇に伴い、骨量が著しく減少していきます。男性より女性が骨粗しょう症になりやすいのは、このためです。
しかし、血中β-クリプトキサンチン濃度が低い人に比べて、高い人では、骨粗鬆症の発症するリスクが92%も低くなるという結果がでているそうです。
2.美肌効果
βクリプトキサンチンは保水成分として欠かせない肌のヒアルロン酸の量を増やしたり、メラニン色素の生成や沈着を抑制したりする働きを持っています。
抗酸化力がとても強く、シワの予防や改善、肌のバリア機能をキープする効果が期待できます。また、肌の保水機能を維持する器官「アクアポリン」の生成を助けることも分かっています。
3.生活習慣病予防
温州みかんをたくさん食べて血中のβ-クリプトキサンチン濃度が高くなっている人では
・糖尿病の発症リスク
・肝機能異常症リスク
・動脈硬化のリスク
・脂質代謝異常症リスク
が優位に低い事がわかっています。
たとえば糖尿病の発症リスクは約57%低くなることが判明しているそうです。
これらの病気の発症には「酸化ストレス」が大きく関わっていると言われていますが、果物・野菜に多く含まれるカロテノイドの中でも『β-クリプトキサンチン』を多く摂取すると生活習慣病の予防に有効であるという研究結果が発表されています。
実際どのくらいの量を食べればいいの?
β-クリプトキサンチンを1日に3mg摂取すると、効果が期待されると言われています。
温州みかん1個(約100g)には、1mg以上のβ-クリプトキサンチンが含まれています。毎日3個の温州みかんを食べると良いですね。
カロテノイドは体内で作ことはできないので、果物や野菜などから摂取することが必要になってきます。
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