アブローラーでなかなか腹筋が割れない人へ【ひざコロ編】
ワークアウト中でも、強度の高い種目といえばアブローラーですが、アブローラーにも正しいフォームというか、ちょっとしたコツがあります。
ある程度、身体全体が鍛えられている方は腹筋以外の筋肉も使えてしまって、結果、身体全体のトレーニングにはなっているけど肝心の腹筋だけに効かせることが出来ていない…という状況が生まれてしまいます。
今回は、ひざ立ちの状態でのアブローラー、通称「ひざコロ」のポイントを解説していきます。
※アブローラーは手首を少し内側(手のひら側)に折るようにして持っていきます。招き猫の手のようなイメージです(笑)
まず、どこまでローラーを伸ばすのかです。
目一杯、胸やお腹が地面に着くスレスレまでローラーを転がすのか?
腹筋に効かすことを考えれば、そこまで転がす必要はありません。
若干、背中が丸まった状態で、腹筋しっかり力が入れれている状態。ピンと伸ばし切った状態を100とすると、80〜90くらいを目安に、ローラーを戻していきます。
そして、この後!
「戻す時のフォーム、意識」が1番大切です!
1番しんどい動作になるので、お尻を引いて、重心を後ろに持っていきながら身体全体でローラーを引き戻すようにトレーニングしがちなのですが…
重心を前に残したまま、腹筋が縮こまる力で身体全体を元の状態に戻すように意識して行います!
そのために、わかりやすいフォームのチェックポイントが
「ひざから太ももの角度」
です。
写真のように、ひざの角度が90度まで欲を言えば、もう少し前傾していてOK(私がキツくてサボっています笑)
黄色のマーカーのように、重心を前に残すようにします。
これらを意識すると、自然と腹筋を使ってトレーニング出来るようになります。
次回は、さらにキツい「立ちコロ」のポイントを解説していきます。