カラダの疲れを取る最高の方法
ランニングや筋トレなどで日常的にカラダを動かしている方は、その分、疲労も溜まっています。
仕事や家事、勉強などの疲れも重なって、「今日は動きたくない…」となることもあるでしょう。
そこで「できるだけ早く疲労回復する方法」が必要となってくる訳ですが、今回は僕の疲労回復方法をご紹介します。
目次
■疲労回復方法 その1「爆睡」
■疲労回復方法 その2「風呂」
■最後に
疲労回復方法 その1「爆睡」
「睡眠」ではありません。「爆睡」です。
別にたくさん寝る必要はありません。
現代人は寝る時間を確保することが難しいこともありますし、必要睡眠時間も違います。
細切れに寝る方がいい人もいれば、まとまった時間寝なければならない人もいるでしょう。
ただ必要なのは「深い眠りにつく」ということです。
睡眠の効果は、心身ともに疲労回復させることです。深い睡眠ができるほど、つまり爆睡できるほど、カラダの中での疲労回復が促進されていくのです。
そして脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上し「やる気」も生まれてくるということになります。
僕は故障する前は眠りが浅くなっていました。そこで一念発起し、寝具を一新しました。
おかげで、練習会後や自宅で仕事をしていて疲れた時、この布団で1時間くらい寝るとかなりスッキリします。
もちろん夜もしっかり寝られるので、寝起きはかなり改善されました。そして毎朝筋トレができています。
疲労回復方法 その2 「風呂」
「日本人に生まれてよかったぁ〜」と思えるのが風呂です。
レース後の温泉なんかは最高です。トレイルレースに出ていた時はゴール後の温泉は必須で、レースの疲れが癒やされていく感覚は忘れられません。
風呂はゆっくり長く浸かることで、血行促進を促します。筋肉が凝り固まっているのを、温めることで筋肉を緩め、血の流れがよくなることで体内に残っている疲労物質を分散してくれるのです。
ランニングやサッカーなど長時間動き続けるスポーツだけでなく、筋トレ後なども筋肉が硬直しています。
通常のトレーニング後にも湯船に浸かるのはオススメです。精神的なストレスも取れます。
さらに、疲労回復効果を高めてくれるのが入浴剤です。
以前テレビ番組で、競技によっては日本代表選手は自宅だけでなく遠征先でも、入浴剤を使っていると聞きました。
その時に紹介されていたのが、「きき湯 ファインヒート スマートモデル」という商品。
一度試したことがありますが、ものすごく温まります。個人的な感覚では、サウナに入っているような感覚で汗が出ました。
疲れがかなり溜まっている時はオススメです。
入浴剤は温泉に近い成分が含まれています。そのため、お湯をためただけの風呂よりは入浴剤の入った風呂の方が温まります。
体内の温かさも、ただのお湯よりは持続するはずです。
風呂上がりにストレッチはカラダが温まっている状態が続いている方が筋肉を伸ばしやすいと思うます。
「風呂+ストレッチ」は疲労回復の黄金タッグなので、ぜひ試して見てください。
最後に
風呂に入った30分から1時間後、ちょっと体温が下がってくると眠気が来るはずです。
人間のカラダは一旦体温が上昇した後、一定時間が経過し体温が下がり始めると眠りやすい状態になります。
ハードなトレーニングの後、しばらくは覚醒していても、帰りの電車などで寝落ちするのはこのパターンからくるものです。
入浴剤の入った風呂でゆっくり温まり、さらにその後ストレッチや栄養補給をしたりした後、眠くなってきたところで布団に入ると「爆睡」できると思います。
「風呂+睡眠」でしっかり疲労を取り除き、毎日のトレーニングを頑張りましょう。
北野 健太郎/Kentaro Kitano
【効率よく走れれば楽に早く走れる】がモットー。
幅広い世代に長距離のカラダの使い方を中心に教えています。
日本陸連ジュニアコーチ/ニッポンランナーズ佐倉 ランニングコーチ&ステイヤング(シニアクラス)コーチ/
フルマラソンベスト:2時間58分
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