筋トレの努力を無駄にしてしまう3つの行動
みなさん、こんにちは! 大阪でフリーランスパーソナルトレーナー/アスレティックトレーナー として活動しているBODY PARTNARSの藤元大詩(ふじもとたいし)です!(@taishi_fujimoto)
今回は、筋トレの努力を無駄にしてしまう3つの行動について解説します。
せっかくトレーニングをやるなら、効果を最大限に引き出したいですよね。他の行動・習慣によって効果が半減、もしくはまったく効果が出ないことになってしまっては、時間もお金ももったいないです。
「筋トレ頑張っているけど、なかなか効果を実感することができないな…」とか「効果を最大限に引き出したい!!」と思う人は、ぜひ一つの参考にしてもらえたらと思います。
筋トレの努力を無駄にしてしまう行動①食生活が乱れている
まず一つ目は、食事内容や摂取量などの食生活・習慣が乱れている人です。
完全に筋トレの効果半減です。場合によっては、効果を実感することできません。
一般的な筋トレの頻度は、平均で週2〜3回くらいです。それに対して、食事は毎日3食、1週間で21食あります。間食と補食も合わせると、それ以上にありますよね。
カラダの筋肉や骨を作っていくためには、必要な量の栄養を摂取する必要があります。トレーニングでいくら努力していても、筋肉をつけるための栄養素「たんぱく質」を全く摂っていないと筋肉は絶対つきません。
それに、トレーニングでカラダを動かすときもエネルギーが必要です。エネルギーが不足している状態で続けていても、いい成果は得られにくいです。エネルギー不足によって集中力も低下してしまいます。
また、暴飲暴食はもってのほかです。「トレーニングしたから、今日だけ…」と油断していると、もちろん思うような結果は得られにくいと思います。暴飲暴食が続いて…習慣化されている人は、胃や腸内環境が乱れる可能性も出てきます。もう最悪な状態ですね。
筋トレの効果を最大限に引き出すためには、食事の摂取内容を考えることはもちろんですが、摂取するタイミングなども意識することが大切です。
栄養について少し詳しく知りたい人はこちらの記事を参考に
»» トレーニングの基礎知識|トレーニング前後の栄養補給の大切さ|ベストなタイミングと摂取内容・量
筋トレの努力を無駄にしてしまう行動②睡眠時間が不足している
続いて2つ目は、睡眠時間が不足している人です。
カラダ作りの基本は、運動と栄養と睡眠の3つの軸から成り立ちます。睡眠時間が不足すると、コンディション状態の悪化、体調不良、集中力の低下などにつながります。
確実に、トレーニングにも影響を及ぼします。
僕も睡眠時間を削ってトレーニングをしていた時期がありましたが、今では少なくても最低6時間寝るようにしています。トレーニング中の動作の質や集中力といい、明らかに違いを感じます。
「効率よく筋肉をつけたい人」「トレーニング中の集中力を高めたい人」「トレーニングで確実に結果を出したい人」は、最低でも6時間は睡眠をとる(できれば7時間以上)ようにしましょう。
睡眠の質を高めたい人はこちらの記事を参考に
»»【 睡眠の質向上! 】ぐっすり眠るためのコンディショニング方法
筋トレの努力を無駄にしてしまう行動③トレーニングの計画性がない
3つ目は、トレーニングの実施内容や内容に計画性がない人です。
計画性がなく実践している人の多くは、おそらく「明確な目標」を掲げていない人がほとんどだと思います。目標を立てて、目指す方向を明らかにしないと計画も立てようがありません。
また、目標を立てていても、達成するためには何をすればいいかわからない人も多いと思います。最短での道のりで目標達成する計画を立てるためには、現状のカラダの状態(姿勢や動作のクセなど)を知ることも必要不可欠です。
やはり無計画なトレーニングをしているだけでは、いい結果を得ることはできません。
せっかく同じ時間をかけて実践するなら、明確な目標立てて取り組み、目標やカラダの状態に合った手段を選んで進めて、より生産的な時間を過ごすようにしましょう。
トレーニングで確実に結果を出したい人はこちらの記事も参考に
»» トレーニングの原理・原則|トレーニングの生産性を向上させる知識
この記事のまとめ
今回は、筋トレの努力を無駄にしてしまう3つの行動について解説していきました。
筋トレの効果を確実に、より効果的に得るためには「トレーニング」だけじゃなく「栄養」や「睡眠」も意識すべきことがわかったと思います。
これら3つの軸は人のカラダ作りのためには、どれも大切な要素で一つでも欠けてはいけません。
筋トレは継続することが一番大切とも言われますが、手段や方法が合っていなかったり…やるべきことが欠けていては、期待している効果も実感することができません。
ゴールに対して今頑張っている努力が無駄にならないように、目標を達成するためのひとつひとつの行動・アクションを起こすようにしましょう。
藤元大詩/Taishi Fujimoto
フリーランス パーソナルトレーナー兼アスレティックトレーナー 。数年間パーソナルトレーニングジムに所属して、延べ年間1300以上のパーソナルトレーニングセッションを担当し、多くのクライアントのカラダに対する不調や悩みの問題を解消する。腰椎椎間板ヘルニアや分離症、脊柱管狭窄症、半月板損傷や靭帯損傷などの膝のケガ、糖尿病の方など…一般の方をはじめ、高齢者やスポーツ選手、アスリートへのトレーニング指導も担当している。