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競馬界「カワイイ女性騎手」誕生に色めき立つも、「元祖」女性騎手の末路が悲惨すぎて心配……

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masuzawayukiko.jpg増沢由貴子元騎手

 いよいよ16年ぶりにJRAで女性騎手が誕生する。昨年からマスコミや競馬ファンの間で「美人女性騎手誕生」と話題になっている藤田菜七子(ふじたななこ)騎手だ。

 藤田騎手は1997年8月9日生まれの18歳。小学校時代から乗馬と空手を習い、2013年にJRA競馬学校騎手課程第32期生として入学。無事に卒業を果たし、今年3月にデビューする運びとなった。

 JRAではこれまでに6名の女性騎手がデビューしているが、増沢由貴子騎手を最後に女性騎手は不在だった。そもそも騎手は馬を御する(コントロールする)腕力が必要であり、思いのほか男女の実力差が出るスポーツだ。また他の公営競技と異なり、馬主から高額な競走馬を預かって騎乗することからも、有力馬の騎乗依頼が届くことは少ない。

 過去にJRAでデビューした6名の女性騎手は

板倉真由子 通算 1勝
押田純子  通算 2勝
田村真来  通算 9勝
細江純子  通算14勝
西原玲奈  通算24勝
増沢由貴子 通算34勝(旧姓:牧原)

 と最高でも34勝と、厳しい成績となっている。

 この厳しい世界に飛び込んだ藤田騎手は美人女性騎手として話題になっているが、元祖美人女性騎手といえば増沢由貴子(旧姓:牧原)騎手だろう。

 増沢騎手は「競馬学校花の12期生」といわれた特に注目度の高い世代の一人。この12期生には双子騎手として話題となった柴田大知と柴田未崎。田村真来、増沢由貴子、細江純子と3名の女性騎手。父が調教師の高橋亮。父が元祖天才騎手福永洋一という福永祐一。そして、G1ジョッキーとして今も活躍する古川吉洋、和田竜二と非常に個性的な面々が揃っていた。

 その中で、競馬学校卒業時にもっとも優秀な卒業生として表彰される「アイルランド大使特別賞」を獲得するなど、将来を嘱望されて卒業。デビュー1年目に9勝をあげ女性騎手の中でもトップの成績を記録した。

 「マッキー」の相性とその美貌はたびたび競馬雑誌等で紹介され、97年にはJRAのCMで本木雅弘、鶴田真由と共演しており、競馬場にはおっかけファンも誕生したほど。

 しかしデビュー2年目の11勝を最後に成績は下降。落馬事故で長期休養に入り、00年に復帰するも騎乗機会も勝利数も減少してしまった。

 さらに、所属していた増沢末夫厩舎の長男である増沢真樹氏と交際が発覚し、06年に結婚。「同じ厩舎の助手が人気女性騎手に手を出した」と厩舎に批判的な手紙が届いたこともあったという。

 その後騎乗機会が減少し13年に騎手を引退、菊沢隆徳厩舎の調教助手となった。デビュー2年目の1番人気騎乗時の勝率40%、連対率60%はなかなかの高数値であり、騎乗技術は評価されていたためもっと騎乗機会があればと悔やまれる騎手でもあった。

 藤田菜々子騎手は予定通りなら3月5日の中山開催ではなく、3月3日・ひな祭りの川崎競馬場(地方競馬)でデビューするという。当日は多くのマスコミや競馬ファンが押し寄せ、プレッシャーも大きいだろうが、どんな騎乗を見せるか楽しみだ。

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