NEW

あの佐村河内守氏の映画『FAKE』が傑作!? 小保方晴子氏と揃って「過去」を自ら蒸し返す無意味さ

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
samuragouchi.jpg佐村河内守氏(撮影:編集部)

 一昨年”ゴーストライター騒動”で大きな注目を集めた作曲家の佐村河内守氏。中途失聴とされる聴覚障害がありながら「交響曲第1番《HIROSHIMA》」などを作曲して脚光を浴びたが、新垣隆氏の告白によりゴーストライターを使っての作曲であることが明らかに。難聴であることは明らかなようだが、その程度などに関しては疑惑のままである。

 そんな佐村河内氏の話題も世間ですっかり忘れ去られていた昨今だが、今再び同氏が注目を浴びている。あの騒動を題材にしたドキュメンタリー作品『FAKE』が6月4日(土)よりユーロスペースほか、全国順次公開されることとなったのだ。

まあ、今そんな話を聞いても「なんで今さら?」という感想を持つ人は多いと推察する。しかしこの作品、どうやらなかなかすごいと評判なのだ。

 すでに試写会で作品を見たという人や著名人からは一様に絶賛の嵐。浅草キッド・水道橋博士が「いや大傑作だったねー」と語れば、作家の高橋源一郎氏も「驚くべき結末だったが、よく考えてみると、それしかない終わりだった。素晴らしすぎる」(高橋氏Twitter)と賛辞を惜しまない。そんなに面白いのだろうか……。

 監督は森達也監督。オウム真理教信者を描いたドキュメンタリー映画『A』シリーズで世界に衝撃を与えた鬼才だが、今回扱ったのが佐村河内氏ということだ。実績ある監督だけに期待も高かったようだが、それを上回る出来ということだ。

 ネットではこのドキュメンタリーに関して議論が白熱。「『FAKE』ってことは聴覚がらみなのかな」など期待する声もあれば「取り上げるほどの人物か?」「オウムは社会性あったけど、今回は話題性に乗ってるだけ」と森監督に対しての憤りの声もある。

 それにしても、同時期にSTAP細胞の「コピペ論文」で騒ぎになった元理化学研究所の小保方晴子氏も、最近になって『あの日』(講談社)という手記を発表したかと思えば、自身のホームページを立ち上げたりと、過去を自ら蒸し返す行動が目につく。やはり相当自身の言い分に確信があり、世間の認識を正したいと考えているのかどうなのか。

 見方によっては小保方氏も佐村河内氏も過去にとらわれすぎで、未来を見据えていないようにも思える。もちろんそれぞれ意図はあるのだろうと思うが、世間にとってはもはやすべて「終わった事」なのだ。騒いでも、見向きもしてくれない可能性のほうが高いだろう。先に進めないのは大きなリスクに違いない。

 佐村河内氏の話題になるとどうしても小保方氏を思い出してしまうのはやはり当時のインパクトからか。とりあえずドキュメンタリーを観に行くかどうかは公開までに考えておこう。

あの佐村河内守氏の映画『FAKE』が傑作!? 小保方晴子氏と揃って「過去」を自ら蒸し返す無意味さのページです。GJは、エンタメ、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!