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わずか8cm差の明暗を分けたのは「守護霊」!? マカヒキとサトノダイヤモンドの馬主の「対比」

29日の日本ダービーで激戦を演じたマカヒキとサトノダイヤモンド。わずか8cm差でマカヒキに軍配が上がったが、3着ディーマジェスティをふくめその能力に大きな差はないだろう。レースのたびに着順が変わりそうな印象である。
無論、マカヒキの川田将雅騎手もサトノダイヤモンドのルメール騎手も、それぞれがベストな騎乗をしたのは間違いない。本当にわずかな差だった。
ただ、一部ファンの間では、この2頭には決定的な「差」があるという。それが、馬主の「守護霊」というのだから驚きだ。
マカヒキの馬主は金子真人ホールディングス。株式会社図研の代表である金子真人氏といえば、7冠馬ディープインパクトにキングカメハメハ、クロフネにアパパネなど、歴代最強クラスの名馬を数多く所有した「最強の個人馬主」。その「ヒキ」の強さ、考えられない強運は、さぞ徳の高い「競馬の守護霊」がついていると思われる。
対するサトノダイヤモンドの馬主は里見治氏。セガサミーホールディングスの代表として、そして「超高額馬」を数多く落札した経歴のある馬主として有名だ。サトノダイヤモンドも2億4000万円という超高額でゲットしている。ところが、G1制覇はこれまで一度もなし。サトノダイヤモンドも「クラシックはこいつで決まり」と言われながら、結局春の2冠は獲得できなかった。
どちらも大企業のトップとして、その胆力やカリスマ性はものすごいに違いない。ただ、こと馬主業では明らかな差が生まれている。ディープインパクトの落札額が7000万円と、サンデーサイレンス産駒としてはさほど高額ではなかったように、金子氏の場合は高額でなくともG1で大活躍する競走馬を所有している。これと比較すると里見氏は競走馬のお値段と結果がまったく比例していないようにどうしても見えてしまうのだ。まあ、他のほとんどの馬主もそうなのだが。
わずかな差で明暗分かれたマカヒキとサトノダイヤモンドだが、馬主としての「守護霊」の強さでは、やはり金子氏が圧勝という他ない?
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