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福永祐一騎手への「リアルスティール批判」鳴り止まず! その一方、アノ「地方出身騎手」は再評価の流れ?

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 5日の安田記念(G1)、勝利したのは6歳馬のロゴタイプだった。田辺裕信騎手の思い切りのよい逃げ、そこからの絶妙なペース配分で他馬を完全に「ハメた」格好だ。この春でもNo.1の好騎乗といえるのではないか。

 だが、スタートすぐに折り合いを欠き、3番手を進みながらも先行勢で1頭だけ脱落して敗れたリアルスティールのレース振りは不可解としか言い様がない。特に騎乗した福永祐一騎手は今、ファンからの猛批判にさらされている。

 今年2月、骨折から4カ月ぶりに復帰した福永騎手。復帰後3週で6勝だったが、その後3日間開催で一気に7勝の固め打ち、重賞2勝を挙げる大活躍。その後もビッグアーサーで高松宮記念を制し、G1でもしっかり馬券圏内確保が続くなど、一部では「いよいよ覚醒か」とまで言われていたのだが、この一件でそのイメージはどこか遠くに吹き飛んでしまった。

 リアルスティール自体にも問題があるようなレース内容ではあるが、前走でドバイターフを勝利したことを考えると、乗り換わりでいきなりの大敗という悪イメージはどうしようもない。

 その一方、ここへきて一気に「再評価」されつつある騎手がいる。内田博幸騎手だ。

 内田騎手は安田記念でフィエロに騎乗。この馬には本来C.ルメール騎手が騎乗するはずだったが、骨折により乗り換わりとなった。結果は後方から脚を伸ばし、2着モーリスにあわやの3着。代役としての務めを十分に果たしたといえるだろう。

 2008年に大井競馬から、年間500勝以上達成、地方通算3153勝という鳴り物入りでJRAに移籍した内田騎手。初年度から関東リーディング1位(全国2位)の123勝、09年には146勝で全国リーディングを獲得するなど、その実力を如何なく発揮した。10年は118勝、11年は骨折の影響で勝ち星を伸ばせなかったが、12年、13年も100勝超えの大台に乗せ、ゴールドシップとのコンビなどでG1も多数制した。

 しかし、14年は8月の骨折もあり67勝、15年も80勝と100勝には届かなかった。落馬負傷による調子落ち、同じく地方から中央に移籍した戸崎圭太騎手の台頭、C.ルメールとM.デムーロという外国人コンビの通年での活躍などにも押され、勝ち星を伸ばせていなかった。ゴールドシップで調教師の須貝尚介調教師とぶつかったことも一つの要因という声も。

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