真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.06.09 12:40
【枠順確定】いざ「最後の戦い」へ! 武豊騎手×ラニは米ベルモントSで「日本競馬の進化」を見せつけるか
編集部
アメリカ競馬・クラシック三冠に挑戦中のラニが、11日に行われる最終戦のベルモントS(G1)に出走する。ゲートは13頭立ての外目10番に入った。
8日は最後の追い切りを行い、手応え十分の走りを披露。陣営もファンも期待度は上がるばかりだ。
スタートで行き脚がつかず、常に後方からのレースになってしまうラニ。ケンタッキーダービー、プリークネスSでは確かな末脚を披露したものの、勝ち負けにはいたらなかった。しかし、ベルモントSは三冠競走最長の2400m。後方となる不利も軽減され、ロングスパートをかけて上位をうかがう可能性はこれまでより大きい。
最大の障壁は、前走プリークネスSを快勝し、ケンタッキーダービーでも2着したExaggerator(イグザジェレーター)と見て間違いないだろう。他にもこれまでの2戦でラニより先着している馬がズラリ。当然だが、超えるべきハードルは決して低くはない。
しかし、陣営も「狙いはベルモント」と以前より公言している。ラニに関しても、ここでこそ「メイチ」の仕上げをしてくるのではないか。9着、5着と前進もうかがえる今、上位進出も決して夢物語ではない。
そして、この春積極的に海外を飛び回った武豊騎手の手腕にも期待がかかる。武騎手とラニの走りそのものが日本競馬の「進化」の度合いを示すともいえる一戦。是非とも歓喜を日本に届けてほしいものだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か