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地方中学校の校歌まで配信 後発「カラオケの鉄人」が拡大中!

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(「カラオケの鉄人」HPより)
 いまや日本だけでなく世界でも通用する文化となったカラオケ。国内では4600億円あまりの市場規模を誇っているものの、ここ数年その勢いはゆるやかに縮小気味。この飽和状態を打開するため、各社ではさまざまな知恵をしぼった店舗を展開している。なかでも、近年カラオケ市場成長の鍵を握ると言われているのがオタク層の動向だ。

カラオケ店がニコ生のスタジオに、「JOYSOUND」と「niconico」が協力 – bizmash!(9月3日)

 通信カラオケ「JOYSOUND」の直営店となる「JOYSOUND京橋店」ではドワンゴと提携し、ニコニコ生放送のスタジオとして使用出来る「ニコカラルーム」を設置。マイク、カメラを常備、インターネット接続もできるようにしてあり、パソコンを持ち込めば誰でも簡単にニコ生の配信を行える環境を整えた。数多いニコ生コンテンツの中でも「歌ってみた」と呼ばれるカラオケの配信は人気のジャンル。この提携によってカラオケ、ニコ生双方の相乗効果が期待されている。USTREAMもシダックスと提携し、一部店舗でカラオケスタジオを展開中。いまや、ネットユーザーの取り込みは、カラオケ店にとって欠かせないファクターとなっている。

国内カラオケ市場飽和でもボーカロイド、K-POPなどの独自配信で差別化する――日野洋一・鉄人化計画社長 – 東洋経済オンライン(8月16日)

 首都圏を中心に57店を出店する「カラオケの鉄人」。カラオケチェーンとしては後発の同チェーンが強化しているのがオリジナル楽曲配信だ。韓国のカラオケメーカー最大手・クムヨン社やドワンゴと手を組み、それぞれボカロ系やK-POPの正規映像を配信。コアファンの本物志向を満足させる楽曲を充実させている。さらには、地域の中学校校歌まで楽曲化して配信している同社。ニッチな客層を取り込むことによって、90億円規模にまで事業を拡大させた。この勢で、今後はアジアを中心とした海外や、首都圏以外の各地方への勢力を拡大していきたい考えだ。

アドアーズ、秋葉原・中央通りにカラオケ店-ヒトカラ専用フロアも – アキバ経済新聞(8月31日)

 ゲームセンターを運営する「アドアーズ」がカラオケ事業に本格参入し、「カラオケアドアーズ秋葉原店」を出店。全58ルームを展開し、ひとりカラオケ専用ルームも27部屋用意する。都内でも有数のカラオケ激戦区となる秋葉原だが、8月の開業から出足は順調。同社では調子の思わしくないゲーム事業とのシナジー効果を期待している。この店舗が成功すれば、このカラオケ+ゲームセンターという複合店を各地に展開する方針だ。

BusinessJournal編集部

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