GJ > 競馬ニュース > 2016年「種牡馬価値上昇+新種牡馬」  > 2ページ目
NEW

2016年「種牡馬種付け料・価値上昇+新種牡馬編」 まさかの産駒大活躍種牡馬、同時代のライバル2頭のデビューも

【この記事のキーワード】, ,

 まず、キングカメハメハ×エアグルーヴという、社台グループの粋を集めた最高の良血馬・ルーラーシップが300万円。すでに産駒がデビューして勝利も収めている。血統地図にサンデーサイレンスが入っていない点が同馬最大の特徴であり、良質なサンデー牝馬が多数種付けをすることとなるだろう。父キングカメハメハの後継筆頭として、その期待度は極めて大きい。

 新種牡馬には、同世代でしのぎを削ったキズナとエピファネイアの名も。キズナはダービー馬として、ディープインパクトの後継者として期待が集まるが、今後次々と増えていくであろう同父の産駒との熾烈な戦いは避けられない。エピファネイアはあの名牝シーザリオの最高傑作としてファンも多く、ジャパンカップでの圧勝も印象深い存在。父シンボリクリスエスの後継が現状いないことを考えれば、背負う宿命はキズナ以上か。両馬とも250万円でのスタートだ。

 一昨年にオルフェーヴルが600万円の種付け料で種牡馬生活をスタートさせたが、似た血統背景を持つゴールドシップもまた、300万円で今年からスタリオンデビュー。現役時は気難しさや妙な愛らしさで大人気の同馬だったが、産駒がどういった傾向になるのか今から注目を集める。あのスタミナがそのまま伝番すれば、主に長距離で活躍する競走馬が続出する可能性もあるかもしれない。

 今年も見どころたっぷりの生産界。2世たちの激闘が今から楽しみである。

2016年「種牡馬種付け料・価値上昇+新種牡馬編」 まさかの産駒大活躍種牡馬、同時代のライバル2頭のデビューものページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  5. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  6. 「6戦5勝」の怪物候補が大阪杯(G1)除外危機!? 主戦・川田将雅不在の「代打」にも見限られて崖っぷち…
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 千葉ロッテ吉井理人監督「愛馬」がJRAで初出走初勝利! 馬主デビューのきっかけになった母の仔で中央競馬を席巻?
  9. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々
  10. 兄はステイゴールド!スイープトウショウも完封したあの馬は、“みんなの”お母さんに!