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「もう選手としては終わってる」サッカー日本代表・本田圭佑を巡って急速に広がるファンとの温度差「結果至上主義」が生んだ日本サッカーメディアの功罪

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hondakeisuke.jpgTommaso Fornoni Cropped by Danyele – (Original photo)より

「もういいだろ」「そっとしといてやれよ」「無意味な10番」

 最近、サッカー日本代表FW本田圭佑に関する各メディアの記事を見ると、決まってこういった読者の”声”を目にする。20日に幕を開けたイタリア・セリエAだが、開幕2節を終えても背番号10がピッチに立つことは1秒もなかった。

 本田にとって所属のACミランでの序列は低く、立場は極めて厳しい。

 しかし、それは今に始まったことではなく、昨シーズンも先発出場を果たした試合は数えるほどしかない。すでにチームのレギュラー陣はほぼ固まっており、本田自身のACミランへの固執がなければ今夏にも移籍は確実といわれていた。

「イタリアの伝統クラブACミランの背番号10」といえば聞こえは良いが、それが世界のトップを示していたのは一時代前の話だ。近年低迷が続くACミランは、昨年のセリエAでも7位。もはやヨーロッパでも中堅クラブという位置づけであり、必然的に背番号10の価値も大きく下落している。

 ちなみに昨年の英プレミアリーグの7位はウェストハム・ユナイテッドだが、背番号10がアルゼンチンのマヌエル・ランシーニであることを、世界中のどれだけのサッカーファンが知っているだろうか。

 現在の世界における本田圭佑の位置づけは、ランシーニと決して大きく離れていない。

 しかし、日本、特に日本のサッカーメディアの中で本田は今も世界有数のプレイヤーであり、日本歴代最高の選手のような扱いが続けられている。

 本田がどれだけ苦境に立たされ、クラブから干される寸前であったとしても「本田の出番は?」「レギュラー奪取へ」と書き続け、わずかでも試合に出るとミランサイドの現地の新聞記事を取り上げて「大活躍」、その雑感にある同僚や監督の本田に対する一言をつぶさに拾っては「大絶賛」である。

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