安倍政権発足でサムスンに黄色信号？日本との“ただならぬ”関係とこれから

　嫌韓喧しいネットの世界において、サムスンの株が上がっている。日本の地図会社「ゼンリン」のデータを使用していたことから、サムスン電子ホームページに掲載された地図が韓国政府の主張する「東海」ではなく「日本海」の表記になっていたのだ。韓国国内から抗議が殺到し、地図は差し替えられたものの、日本からは「俺たちのサムスン！」と賞賛の声が上がった。

「サムスンの世界戦略」といった穿った見方もあるものの、前述のように日本人が経営革新の発端となったという事実を踏まえれば、同社が日本に対して親近感を抱いていてもおかしくはない。はたしてこれはまっとうな判断なのか？　もしくは、間違いなのか？　それとも、何かの裏があるのだろうか……？
（文＝萩原雄太／かもめマシーン）