真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.06 08:56
【徹底考察】毎日王冠(G2) リアルスティール「安田記念の大敗は福永祐一騎手の『騎乗ミス』だけにあらず。もう一つの『敗因』はデムーロだけでは変わらない」
監修=下田照雄(栗東担当)
【血統診断】
ディープインパクト×ストームキャットは相性の良い配合で、日本ダービーを勝ったキズナやエリザベス女王杯を勝ったラキシス、フランスのイスパーン賞を勝ったエイシンヒカリなど、活躍馬は多数。また、サトノアラジンや桜花賞馬のアユサンなど、質の高いマイラーも送り出している。
また、サトノアラジンとはディープインパクト×ストームキャットという3/4同血というだけでなく、残る1/4にしても「ミスプロ×ノーザンダンサー」という点で共通しており、血統構成は非常に似ている。従って、すでに1800mのドバイターフを制している本馬だが、さらに距離を短縮したマイル戦でもう一皮むける可能性も感じられる血統構成を持っている。
ただ、サトノアラジンとの最大の違いは、本馬の祖母Monevassiaが日本でもキングカメハメハなどを輩出した大種牡馬キングマンボの全妹という点であり、血統的なスケールはリアルスティールの方が遥かに上である。本馬は世界でも屈指の名血で、血統的にはG1を勝つに相応しい超良血馬といえる。
また、キングマンボは一度も日本に導入されたことがないにも関わらず、東京で極めて優秀な実績を残している。キングカメハメハや孫のエイシンフラッシュが日本ダービーを勝ち、ジャパンCでもエルコンドルパサーやアルカセットが勝利。そういった点でも今回の舞台設定は、本馬の後押しとなるはずだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
関連記事
昨年、惨敗の毎日王冠から読み解く!? 「堅実派」ステファノスに見出す戴冠の可能性とは?
【徹底考察】毎日王冠(G2) ロゴタイプ「モーリスを撃破した新マイル王の『真の実力』は?【血統】が語る安田記念の勝利の必然性とは」
アンビシャス、鍵を握る毎日王冠(G2)での「前・後」 世代屈指の末脚を有するも、一番心配なのはC.ルメール騎手の「前科」と「意気消沈」か……
毎日王冠(G2)出走のルージュバック、絶好舞台で「完全復活」は? 前走エプソムC「究極の末脚」を再び引き出せるか
【毎日王冠(G2)展望】春の巻き返しを懸けてリアルスティールとアンビシャスが激突!飛躍が期待されるロゴタイプ、ウインフルブルームの「真価」は!