真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.08 06:28

JRAの海外馬券発売の「第2弾」「第3弾」が早くも決定!凱旋門賞との落差で「大コケ確実」と言われる中、JRAが「左うちわ」でいられる理由とは
文=浅井宗次郎

何かと”お役所体質”を批判されている普段からは到底考えられない、まさに即断即決の内容だった。
日本中央競馬会(JRA)は7日、好評を博した海外馬券発売の拡大実施を発表。カレンミロティック(セン8歳、栗東・平田厩舎)が出走を予定している11月1日のメルボルンC(豪G1)に加え、ヌーヴォレコルト(牝5歳、美浦・斎藤厩舎)が出走を予定している11月5日のブリーダーズCフィリーズ&メアターフ(米G1)の馬券を発売すると公表した。
まさに「電光石火」というべき早業か。初の海外馬券発売として約79万人が馬券を購入し、41億8599万5100円を売り上げた10月2日の凱旋門賞(仏G1)の開催から、わずか4日での即決。
異例の早さで、あっさりと海外馬券発売の第2弾、第3弾までが決定した。
この迅速な動きは、さらなるファンサービスの拡大というよりは「凱旋門賞の大成功」で味を占めたJRAの積極的な施策と捉えざるを得ないが、競馬ファンの間からはネット上を中心に「戸惑いの声」も多く聞かれる。
中には「これは失敗するだろうな」「大コケするのでは」との声まであるほどだ。
馬券発売が決まったメルボルンCは、オーストラリアがその日を休日にするほど大々的なレースであり、アメリカ競馬最大のイベント・ブリーダーズCシリーズの1つとなるフィリーズ&メアターフも世界的な知名度は高い。
しかし、どちらも先日行われたフランスの凱旋門賞の知名度には大きく劣っており、特に日本での知名度や人気の差は比較にならないほど歴然としたものだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新今村聖奈「クレーム騒ぎ」であわや取材拒否!?先輩騎手が助け舟の裏事情
【関屋記念(G3)予想】ダノンザキッド、スカイグルーヴは切り!新潟平坦コース向きの穴馬を発見!
JRA元クラシック候補が不可解な動き? C.デムーロが絶賛した逸材が関屋記念へ! 28年ぶりVにオールドファン大歓喜【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 初登場で重賞ゲット「武豊フィーバー」に新潟が沸いたエイシンガイモンの記憶
- JRA今村聖奈の36万馬券も超簡単!? 関屋記念に2003年以降「19年連続」の法則
- 元クラシック候補が武豊とコンビ解消!?不可解な路線変更と名門厩舎の後悔
- JRA日本ダービー(G1)3着アスクビクターモア妹が武豊騎手でデビュー! サイレンススズカ「コンビ」が描く新たな夢
- 【小倉記念(G3)予想】良血ジェラルディーナと3歳馬ピースオブエイトは切り!持ち時計のある小倉巧者に注目!
- 失意の5億円馬「連勝街道」で菊花賞へ!? 3馬身圧勝デビューの大器に逆襲の予感
- 無情の「G1乗り替わり」から4年…“元”エリート騎手が出会った大物2歳牝馬