真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.12 13:22

馬券購入者の「毛根」を守る!? 馬券が惜しくもハズレでも「救済措置」によって救われる競馬先進国の馬券事情
編集部

先日2日の凱旋門賞(仏G1)で、ついに日本初の海外馬券の発売が解禁されたわけだが、世界の競馬先進国からみると、日本の馬券事情は「まだまだ後れを取っている」といわれている。
目に見えてわかりやすいのは、販売している「馬券種」だ。
日本(JRA)では現在、単勝、複勝、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単、WIN5(ネット投票限定)と9種類の馬券を購入することができる。それと比較して、例えば凱旋門賞が行なわれるフランスでは4連単、5連単馬券も発売されている。
そして、フランスの4連単、5連単馬券を語る上で最も特徴的なのが、そこに「救済処置」があることだ。
「4連単、5連単」言うのは簡単だが、3連単ですらそう簡単に当たらないのは我々競馬ファンならば誰もが知るところ。特に3連単を購入した3頭が1着から3着を独占したのは良いが、その着順が違っており「3連複にすればよかった!」などということは、誰もが通る道である。
かといって3連単をボックス購入していては点数、つまりは賭け金が増えて仕方がない……そんな理由で3連複に”妥協”している人も多いと思うが、実はフランスの4連単、5連単馬券はそんな時のために「救済処置」が設定されている。
つまり、自分が購入した4連単なら4頭、5連単なら5頭が上位を独占していれば、例え着順が異なっても「的中」となり、払い戻しが発生するのだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新宝塚記念(G1)元JRA藤田伸二氏、田原成貴氏が揃って「大失敗」を指摘!? エフフォーリア陣営の迷走、元騎手だからこそ「疑問視」した違和感
JRA凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに「想定外」の大誤算!? 現役最強に名乗り、タイトルホルダーにあって「惨敗組」になかったものとは
JRA武豊や岡部幸雄を超えた福永祐一の「大記録」に黄信号!? 騎乗停止や落馬負傷はもはや許されない、名手を襲う過去最大級のピンチ
- JRA帝王賞(G1)武豊「もちろんシンガリでした」の苦い記憶、誰もが逃げると確信したレースで「致命的」ミス…夢のタッグは競馬どころじゃなかった!?
- JRA M.デムーロ「僕の中で一番強い」タイトルホルダーが受け継ぐ最強馬のバトン…キタサンブラックが一度も勝てなかったドゥラメンテ、「夢の続き」は父から子へ
- JRA宝塚記念(G1)横山武史「これでは伸びない」 エフフォーリアの力負け疑惑深まる…悩める王者がいよいよ崖っぷち
- JRA武豊アリーヴォ「ポツン騎乗」のなぜ!? 宝塚記念(G1)ドゥラメンテ産駒2頭で分かれた明暗…レジェンドも危惧した「嫌な予感」が的中か
- JRA M.デムーロで「必勝態勢」春二冠女王と接戦を演じた実力馬が7番人気の珍事!? 1勝クラスで当然の勝利も、何故「10万馬券」決着となったのか
- JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
- JRA「勝ち馬が強かった」川田将雅、武豊、福永祐一もお手上げ!? “伝説の新馬戦” を制したC.ルメールは「いい勉強になりました」と余裕綽々