真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.25 03:00

「有馬記念の借りは、有馬記念でしか返せない」リベンジに向けて虎視眈々。昨年、彗星の如く現れたリアファルは再び「奇跡」を起こせるか
編集部

24日、第61回有馬記念(G1)のファン投票における第1回中間発表があり、32,923票を集めたキタサンブラックが中間1位を獲得した。
年末の一大イベントとして、毎年最高の盛り上がりを見せる有馬記念。今年も一年の総決算に向けて豪華メンバーが集うことになりそうだが、このファン投票で選ばれた上位10頭にはグランプリへの優先出走権が与えられるだけに大きな注目が集まっている。
1位のキタサンブラックを追う第2位は、この秋の菊花賞(G1)を制して世代の頂点に立ったサトノダイヤモンド。さらには連覇の懸かるゴールドアクター、皐月賞馬のディーマジェスティ、宝塚記念(G1)を勝ったマリアライトと層々たるメンバーが続いている。
他にも、上位陣には今年の競馬を彩った実力馬たちがズラリと並んでいるが、そんな上位50頭の中で一頭だけ「異彩」を放つ馬を見つけた。
昨年の有馬記念で最下位に敗れたリアファル(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)である。
現在のところ37位にランクインしている同馬は、ファン投票の上位50頭の中で唯一、今年未出走となる異色の存在。約1年間、まったく存在感を放つ機会に恵まれなかったにもかかわらず、これだけの票が集まっているのは、昨年の有馬記念の着順がこの馬本来の実力ではなかったからだ。
叔父にジャパンCダート(G1、現チャンピンオンズC)を勝ったアロンダイトがおり、兄にダートG1を2勝しているクリソライトがいることもあって、3歳の春はダートを走っていたリアファル。その段階でも、重賞で連対するほどの実力馬だった。
だが、この馬が本当の素質が開花したのは、姉のマリアライトの影響を受け、芝に矛先を替えて挑んだ3歳秋の神戸新聞杯(G2)だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA「一瞬しか本気で走っていない」陣営もダービー即断! 超大物が異次元の強さで3連勝、ジョッキーも「ポテンシャル高い」と太鼓判
元JRA藤田伸二氏「ちょっとないな」アートハウス川田将雅をバッサリ…「直線向くまで200点騎乗」と評価も手痛いダメ出し
JRA「1番人気はいらないから1着だけ欲しい」あまりにも有名なダービーの名言、武豊やサイレンススズカも歯が立たなかった二冠馬の圧逃劇
- 武豊「痛かった」致命的な不利に審議も制裁もなし……。元JRA藤田伸二氏「制裁がなかったらおかしい 」、C.ルメール「騎乗停止」疑惑に冷や汗……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- オークス(G1)元JRA安藤勝己氏も苦言を呈した「最長」遅延の裏側…G1初騎乗ジョッキーが「顔面蒼白」となった衝撃の後ろ蹴り
- JRA武豊「後方待機」連発にファンから不満も…日本ダービー(G1)ドウデュースの選択はキズナの再現が濃厚?
- JRA全面協力アニメ『群青のファンファーレ』が大コケ!? 『ウマ娘』の対抗馬として4月からスタートも、「話題」を殆ど耳にしないワケ
- JRA川田将雅「一人負け」に高配当ゲットの秘訣!? 相乗効果で浮上する日本ダービー(G1)想定「10番人気」の激穴馬
- JRA武豊「それが全て」異例の発走遅れでウォーターナビレラ轟沈……幸四郎の“神判断”も台無しに。あまりに大きい桜花賞「ハナ差」の代償
- JRAイクイノックスは「10番目」の地雷!? C.ルメール泥沼29連敗から脱出も…ダービーで追い風吹くのは「失態続き」の武豊
関連記事
サトノダイヤモンド陣営に内紛? 次走は香港か有馬記念か、オーナーと生産者&調教師の「深い思惑」一致せず?
「有馬記念後の競馬開催」と「ホープフルSのG1昇格」は既定路線……ファンの声だけなく、現状のルールまで無視した「JRA」の強引な決定に「G1価値低下」が止まらない
「有馬記念のあとに競馬は必要か」ホープフルSのG1昇格に伴い毎年の「大トリ」が2歳G1に……競馬の季節感を無視し、ファンの声を無視したJRAの「迷走」はどこへ
「フェラーリ事件」が甦った!? 期待の新種牡馬ルーラーシップ初年度産駒が見せた「遺伝(?)」と、そのポテンシャル
「足が曲がらなくなってもいい」 有馬記念優勝・吉田隼人騎手、実は骨折していた……今こそ語れる”運命と決意”