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2016.11.25 04:00

武豊騎手とキタサンブラックの度重なる「絶好枠ゲット」にファンから疑問の声……枠順は本当に抽選されているのか?JRAが描く「疑惑の青写真」とは
編集部

まさに「天命」の成せる業なのだろうか。
27日に東京競馬場で開催されるジャパンC(G1)の枠順が24日、決定した。中でも注目の武豊騎手が騎乗する春の天皇賞馬キタサンブラックは「1枠1番」という絶好枠。G1競走3勝目、そして今年の年度代表馬に向けて大きく視界が開けた。
ただ、この抽選結果に対してファンからJRAに対する「疑問の声」が上がっている。
この秋、武豊騎手はキタサンブラックの京都大賞典(G2)、エイシンヒカリの天皇賞・秋(G1)、ディサイファのマイルCS(G1)で「1枠1番」だった。そして、今週もまたこの2カ月で4度目の日曜メインレースでの絶好枠をゲット。実質50%の確率で最内枠を獲得している。
この結果に対して、競馬ファンからは「恵まれすぎ」「本当に(枠順が)抽選によって決まっているのか」といった声や、中には「JRAのお家芸」「これは配慮」「そうなると思ってた」といった、すでに疑惑を通り越した”諦めの声”さえ上がっている。
確かに、ファンがそう思うのも仕方がない。特定の騎手がここ8週の内、半数の4週で1枠1番に当たる可能性は、枠順が抽選で決定している以上、計算するのも馬鹿らしい天文学的な確率になってしまう。
それも、ことキタサンブラックだけにフォーカスすれば、武豊騎手が騎乗するようになった今年4月の大阪杯(G2)から、今週のジャパンCまでの5戦で3度の「1枠1番」。
これはすでに「天命」や「運」といった枠組みを超えていると思われても仕方がないだろう。もちろん当然抽選はしているのだろうが……。
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