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牝馬の独壇場と化したジャパンCに今年も無視できない存在が! 悲願のG1初制覇へ向け好気配!「怪物牝馬」ルージュバックが巻き返しを狙う!!

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ru-jubakku.jpgルージュバック(競馬つらつらより)

 近5年で4勝。昨年のショウナンパンドラ・ジェンティルドンナやブエナビスタが栄冠を掴んでいるように、ジャパンC(G1)は牝馬の独壇場と化している。

 今年も牝馬の存在は無視できない訳だが、ココでは悲願のG1初制覇を狙うルージュバック(牝4歳、美浦・大竹正博厩舎)に注目したい。エプソムC(G3)、毎日王冠(G2)を牡馬相手に連勝。「怪物」といわれていた逸材の「覚醒」を感じさせる内容であった。

 エプソムC(G3)は立ち遅れ気味のスタートだったが、すぐに持ち直して中団に押し上げる。直線に入り後続に2馬身つけたところで、最後は流し気味にゴール。上がり3F32.8の驚異の末脚で快勝を果たす。

 秋初戦となった毎日王冠(G2)では、後方へ下がり脚を温存する展開。直線で外へ持ち出し他馬を一気に抜き去る。最後はアンビシャスとの叩き合いとなったが、抜群の切れ味を炸裂させたルージュバックがクビ差で接戦を制した。着差はわずかだが完勝といえる内容。斤量差があるとはいえ、余裕すら感じる走りは秋での飛躍を期待させるものであった。

 前走の天皇賞・秋(G1)は、3番人気に支持されたが7着と大敗。期待を裏切る結果に終わったが、直線に入るまで外の馬に進路を塞がれた事が影響しているのは明らか。決して力負けではない。

 陣営も不完全燃焼に終わり「走り切っていない」点をプラスに捉えているようで、ココでの巻き返しに期待を高めているようだ。

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