NEW

ディープインパクトの血を持つ「遅生まれの強豪」がフランスで種牡馬入り。その七転八倒の馬生

【この記事のキーワード】, ,
nakayamakeiba.jpg

 さまざまな人の手で血統を操作され誕生するサラブレッドは、ある意味人間が作り出した”芸術”と言っても過言でもないかもしれない。ターフ上で勝利を上げるためには血統がすべてではないことは誰しもが承知の上だが、それでも受け継がれた”血脈”でその評価が決まることは否めず、それゆえ数奇な運命をたどることになる馬も幾頭も存在する。

 4日に引退が正式に発表され、フランスで種牡馬生活を送ることが決定したマーティンボロ(牡8)は、まさしくその血ゆえに一風変わった競走馬生活を送ることになった馬だ。

 マーティンボロは父ディープインパクト、母ハルーワソング、後に有馬記念に出走したシュヴァルグランや、ヴィルシーナ、ヴィブロスのおじにあたる。この馬が生まれたのは8月20日。日本ではサラブレッドは2月~5月に誕生することが常だ。それにもかかわらず、マーティンボロが3カ月ほど”遅生まれ”になったのには、もともと日本で走らせる予定ではなく、そのままオーストラリアへ輸出されるためだったという。南半球にあるオーストラリアは日本とは季節が真逆になっており、それに伴い馬の発情期も半年ほどズレ込んでしまう。そんなオーストラリアの季節事情にあわせるために、珍しい夏生まれの馬として誕生したのだ。

 実験的試みで産まれたマーティンボロだったが結局は、検疫の関係などからその計画は頓挫してしまう。そのため海外出向から一転して、マーティンボロは日本で競走馬として歩み始める。デビューは12年3月4日の阪神3歳新馬戦。3番人気に推されるも5着に終わった。その後、順調にキャリアを積み重ねていき、重賞に挑戦したのは5歳の春、中日新聞杯だった。

ディープインパクトの血を持つ「遅生まれの強豪」がフランスで種牡馬入り。その七転八倒の馬生のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「23年で1番良い馬」オグリキャップになれなかった日本ダービー(G1)1番人気。「上手く乗れなかった」強過ぎたからこそ動けなかったM.デムーロの慢心と後悔
  2. JRA【CBC賞(G3)予想】今村聖奈テイエムスパーダ&アネゴハダの3歳牝馬は用なし!データから買える穴馬指名で、荒れ続きのハンデ重賞を制する!
  3. JRA武豊ドウデュースら「本当の敵」は凱旋門賞離れ!? タイトルホルダー馬主が掲げた「狂騒曲」の終止符が賛同される理由
  4. JRA 武豊「繰り返された愚行」、単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然…トウカイテイオー「最後の希望」、独走する今村聖奈の秘密【『GJ的』7大ニュース】後半戦
  5. JRA【ラジオNIKKEI賞(G3)予想】サトノヘリオスは危険な人気馬!実績重視で人気薄の穴馬本命で好配当をいただき!
  6. JRA「大差レコード負け」からジョッキーも信じられない奇跡!? 約2年20戦の時を経て「2着馬」が10馬身差の圧勝でレコード再更新
  7. JRA宝塚記念(G1)元騎手が「大失敗」を指摘! 凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに大誤算!?  福永祐一の「大記録」に黄信号 【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  8. JRAラジオNIKKEI賞(G3)「遅れてきた大器」が無傷の3連勝! ドゥラメンテ調教師が「南半球の怪物」と初めてクラシック制覇を見据えた日
  9. JRA今村聖奈「先約破棄」でテイエムスパーダ騎乗の謎……CBC賞(G3)重賞初騎乗Vチャンス到来も、自厩舎馬からまさかの乗りかえ
  10. JRAレシステンシアに起きた元・主戦騎手との「運命」の交差…すれ違いの骨折判明で「最後の秋」の出走は