真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.20 09:10
世界最高賞金レース・ペガサスワールドC(G1)は本当に開催できるのか? 画期的な新システムの「盲点」 世界最強馬2頭の”賞金独占”でライバルは戦々恐々か
編集部
カリフォルニアクロームがアロゲート以外に負けたのは、2015年のドバイワールドカップ(2着)まで遡る。負かしたプリンスビショップはすでに引退しており、アロゲートに半馬身差の2着に敗れたBCクラシックでさえ、3着以下には10馬身以上の差をつけているのだ。
昨年12月の前哨戦も流すような競馬で12馬身差をつけてレコード勝ちしており、まさに他のライバルからすれば「絶望的」といえる状況だろう。
そのような状況だけに、第1回のペガサスWCを巡る状況は混沌としたものになっている。
日本で開催事情に屈指の情報網を持つ公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルをもってしても、昨年12月20日の時点で「どの馬が出走するのか見当がつかない」と語り、先述した超大物2頭によるマッチレースになる可能性もあるとしている。
出走権12枠がすでに完売し総賞金が確保されている以上、ペガサスWCそのものが中止になる可能性は、ほぼないといえるだろう。
考えられるケースとしてはアロゲートが回避し、カリフォルニアクロームの「1強」状態になった場合だが、1着は無理でも2着さえ確保できれば参加費1億円を差し引いてもプラスになるだけに、”不戦敗”だけはしたくない出走馬はかえって集まるはずだ。
逆に、混迷を極めるのがカリフォルニアクロームとアロゲートの「2強」状態になった場合だ。実はペガサスWCの3着賞金は100万ドル、つまりは参加費がそのまま返ってくるだけである。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ