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また角居勝彦厩舎のエース候補に悲劇……名門厩舎の狂ったサイクル。4年前の「事件」が生んだ巨大な「歪み」とは

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 この動きに対して唯一、具体的な”声”を上げたのが角居調教師だった。自厩舎のオフィシャルブログで「ひとつでも多くの勝利をあげようと取り組んできた積み重ねを否定されるような預託頭数削減に対して何らかの対応を取らざるをえなくなりました」(原文まま)とコメント。

 具体的には、その年の1歳馬の預託を辞退する方針を発表したのだ。

 当時は全国に名を轟かせている名門厩舎の反発をメディアも大きく取り上げたが、結局、JRAは方針をそのまま断行。1人のホースマンであると同時に、数多くのスタッフを抱える厩舎の”社長”でもある角居調教師は泣く泣く自らの主張を取り下げ、一時は辞退を余儀なくしていた1歳馬を預託した。

 だが、そういったゴタゴタで出遅れた角居厩舎に例年通りのラインナップが集うわけもない。なんとか例年の半数ほどを集めたものの、そのレベルは疑問符を付けざるを得ないものだった。

 ちなみにその世代の出世頭は、キタサンブラック。そう、この年度代表馬を始め、リアルスティールやシュヴァルグラン、クイーンズリングなど昨年の競馬界を彩った明け5歳世代において、角居厩舎は大きな”ハンデ”を背負っているのだ。

 無論、例え角居厩舎が本来のレベルの馬たちを預託できていたとしても、それらが活躍したのかは定かではない。だが、実際に角居厩舎の明け5歳世代は未だトーセンビクトリーが、ようやくオープンクラスに上がるのがやっとという状況だ。実績的には、紛れもない「谷間の世代」といえるだろう。

 そして、この「谷間の世代」の影響は、確実に厩舎の成績にも表れている。

 まだ影響が小さかった3年前は年間54勝を上げ、重賞もG1・2勝を含む11勝と名門厩舎らしい実績を上げていたが、この世代がクラシックを戦った2年前は勝ち星が38勝、重賞はG1を2勝したものの5勝に留まっている。

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