福永祐一騎手、悲願の日本ダービー勝利はもらった!? 武豊騎手も復活に導いた「縁起のいい馬主」とクラシックのコンビ決定
先週、インフルエンザで日曜11鞍すべてが乗り替わりとなってしまった福永祐一騎手。昨年は落馬負傷もするなど、時折トラブルが起こる印象もなくはないが、競馬界屈指のトップ騎手であることは揺ぎ無いだろう。
そんな福永騎手に対し、熱い想いをもって騎乗馬を託す馬主がいる。キズナとワンアンドオンリーでのダービー連覇、昨年もアウォーディーにラニなど競馬界に毎年話題を振りまいてくれる「ノースヒルズ軍団」前田幸治代表だ。
福永騎手は24日更新の「netkeiba.com」内のコラム「祐言実行」で、今年の牡馬クラシック路線をカデナ(牡3 栗東・中竹厩舎)で挑むことを明言した。
カデナの馬主は、前述の前田代表。現在4戦2勝2着2回で、前走ラジオNIKKEI2歳S(G3)では見事な末脚で初重賞制覇を掴んだ期待のディープインパクト産駒だ。これまで4戦ではすべて上がり最速を記録するなど将来性は抜群。福永騎手とは3戦目からコンビを組んでいるが、このままクラシック戦線に臨むようだ。
ただ、福永騎手といえば、言わずとしれた人気ジョッキー。当然ながらお手馬の中には他にも「クラシック候補」の馬がいる。それが、14年のジャパンCを制したエピファネイア、そして15年の朝日杯を制したリオンディーズの弟であるグローブシアター(牡3 栗東・角居厩舎)だ。
グローブシアターもまた新馬戦を完勝。次走のホープフルSではレイデオロに完敗の3着だったが、兄たちの活躍を思えば今後の成長に期待大の逸材だ。カデナとグローブシアター、この選択は福永騎手も相当迷うと思われたが……。
実は、この選択は昨年11月、京都2歳Sの時点で決まっていたようだ。
カデナが京都2歳Sを見事に勝利後、前田代表は同馬の今後について問われた際、「日刊スポーツ」にこう返答している。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か