真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.02 09:42

シンハライトの妹ミリッサが姉の無念を晴らすべくクラシック獲りを目指す!例年にない「ハイレベル」の3歳牝馬クラシックに、またも新星誕生か
編集部
実際に、この2頭からさらに1馬身3/4遅れて3着に入ったマイスタイルは1月のシンザン記念(G3)で5着に入った実力馬。それを物差しにしても、このシンハライトの妹が水準以上の能力を秘めていることがわかる。騎乗したC.ルメール騎手が「ポテンシャルはかなり高い」と称賛したのも決してリップサービスではないはずだ。
「ゲートという課題もあってじっくり乗り込んできましたが自己条件ではなく、いきなりオープンレースに格上挑戦した陣営は強気ですね。もしも敗れるようなことがあれば、日程的にもクラシック出走がかなり危うくなります。それだけに、ここは確勝を期す一戦になるでしょう」(競馬記者)
姉のシンハライトがディープインパクト産駒であることに対して、こちらは姉のライバルだったメジャーエンブレムと同じダイワメジャー産駒。血統的に姉よりマイル色が強い分、桜花賞(G1)に比重が掛かりそうだが、それでもエルフィンSを使ってくる辺りは陣営の自信の表れか。
またミリッサ自身、デビュー戦の馬体重が414㎏しかない小柄な馬だが、姉のシンハライトのデビュー戦も430㎏だったことを始め、母シンハリーズの仔は総じて小柄に出る特徴があるので、あまり懸念することもなさそうだ。
今年の3歳牝馬は「例年にないハイレベル」といわれているが、もしミリッサがこのエルフィンSを楽勝してくるようなら、またも新たな新星が現れることになるだろう。
過去にはマルセリーナやレッドディザイア、ウオッカなどが勝っており、ショウナンパンドラやアローキャリー、チアズグレイスといった名牝も2着馬に名を連ねているエルフィンS。今年は、姉のリベンジを誓う良血馬が飛躍する舞台になるのかもしれない。
PICK UP
Ranking
5:30更新元クラシック候補が武豊とコンビ解消!?不可解な路線変更と名門厩舎の後悔
グレートマジシャン厩舎に相次ぐ「受難」……復帰の元ダービー候補を案ずる声も
C.デムーロが絶賛した逸材に武豊もゾッコン!?「5年ぶり」新潟参戦にみる本気
- 福永祐一、川田将雅がクラシック候補ゲットの新潟、C.ルメール参戦で激戦必至!
- 令和の「メジロ」にオールドファン感動?異例尽くしのニューヒーローが殊勲星
- 武豊の異様な「日記」に不安と心配の声多数……ショック過ぎる内容に「こんな武さんは見たくない」「元気出して」の声殺到
- 「距離延長」にこそ勝算あり?「夏男」カテドラルの進化
- 武豊「もう少し配慮してほしかった」JRAへ怒り心頭!? C.ルメール新型コロナ「検査OK」なのに14日間“強制”自宅待機の裏側
- 13番人気2着の衝撃から5年…テソーロ軍団に新星誕生
- 「暑さ嫌い」C.ルメールの新潟参戦はガチモード!? 勝ち負け期待の1頭はコレ