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グレンツェントがフェブラリーS回避の謎ローテで陣営迷走?年末もあった「あえてのG1回避」戦略にファンから不満の声が噴出

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 年に1回しかない中央競馬のダートG2・東海Sを優勝したグレンツェント(牡4 美浦・加藤征弘厩舎)。先手を奪ったショウナンアポロンをはじめ、モルトベーネ・ショウナンウタゲなど、ラチ沿いを通った馬が2~4着を占めるなか、直線で大外から豪快な末脚を使って勝ちきったレースぶりに、「ダート界の新星誕生」の予感を感じたファンも多いだろう。

 東海Sは2月に行われるフェブラリーSの前哨戦。昨年も上位に入線したアスカノロマン、モンドクラッセ、ロワジャルダンらが、そのままフェブラリーSで顔を合わせたように、毎年多くの馬が本番を見据えてここを使ってくる。当然ながらグレンツェントも、この後はフェブラリーSへ向かうだろうと思われていた。

 だが、先月27日に発表された報道は、そんなファンの期待をものの見事に裏切ることになる。

 デイリースポーツが報じたところによると、グレンツェントはフェブラリーSを回避し、この後は福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出されることとなった。復帰戦には、6月28日に大井競馬場で開催される帝王賞が予定されているという。管理する加藤征弘調教師は「当初から東海Sを目標に置いてきたので、予定通りここでひと息入れます」コメントを出している。

 この加藤師の不可解とも言える発言に対し、SNSやネット掲示板上では不満の声が続出。「グレンツェント級の馬の目標がG2っておかしくないか?」「カフジテイクとの一騎打ちを楽しみにしてたのに」「ノーザンファームの使い分けにはうんざり」など、ローテーションを批判する意見が溢れた。

「グレンツェントは今のところ1800mをもっとも得意としていますが、フェブラリーSと同じ東京のダートマイルで行われた青竜Sを勝利しているほか、兄弟に短距離で走っている馬もおり、距離短縮がまったくダメとは思われません。それだけに、このローテ選択には疑問を感じざるを得ませんね。多くのファンが訝しんでいる通り、生産者側の思惑が働いた可能性も十分あるでしょう」(競馬記者)

 競馬界において大手生産者が、自牧場出身の馬にタイトルを取らせるため、ローテーションに指示を出すことは暗黙の了解となっており、珍しいことではない。もちろんこのような行為が推奨されることは決してないが、生産者も営利目的で活動する法人である以上、利益のための方法としては認められるべきだろう。

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