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デジモノ文具のキングジム、人気の秘密とは? デジタル初心者向け、楽しく役立つ

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「キングジム HP」より
 少し前だが、3月16日に放送されたテレビ番組『お願い!ランキングGOLD』(テレビ朝日系)の企画「第1回文房具総選挙」のデジモノ文具部門において、キングジムの製品が上位を独占した。デジモノ好きにはすでに十分認知されているおもしろグッズメーカーであるキングジムだが、一般的にはあまり馴染みがないかもしれない。今回はランクインした製品を中心に、持っているとちょっと役立つキングジムのデジタルグッズを紹介しよう。

●代表作「テプラ」遺伝子に女子力をプラスした「こはる」

 キングジムのデジタルグッズ代表作といえば「テプラ」だ。オフィスでは古くから使われており、今でも現役で使っているというところも多いだろう。この細い粘着テープに文字等をプリントする技術を小型化し、女性向けアイテムにしたのがマスキングテーププリンター「こはる」だ。

 女性に人気のマスキングテープを、さらにオリジナルにつくれるのが楽しい。小さく可愛らしいデザインのボディで価格も手ごろ。サイトでは使い方提案もされていて、事務用品ではなく楽しむためのアイテムになっているのがポイントだ。

 実はテプラシリーズも進化していて、女性向けな外見の「TEPRA Lite」や、幅広ラベルがつくれる「TEPRA Grand」といったものも登場している。無線LANでテプラを共有する方法もある。ラベルプリントをもっと便利にしたいならば、サイトを見てみるとよいかもしれない。

●メモをデジタルでとる「ポメラ」と「マメモ」

 キングジムのデジモノ界での大躍進のきっかけとなった製品が「ポメラ」だろう。小さく折りたためるフルキーボードつき端末として登場したのち、最近のモデルではキーボード部分は折りたたまない小さなノートPCのようなかたちのものも登場している。だったらノートPCでいいではないか?、と思うかもしれないが、使い方が違う。

「ポメラ」ではネットもメールもできない。手で書くよりキーボードで書くほうが効率的だという人のためのメモツールでしかないのだ。ネットに逃避せずに集中して文章を書きたいという時にも使えるし、ネット接続できる端末は持ち込み禁止というような場所でも使える。本体が軽量で持ち運びやすく、テキスト入力以外の機能がほとんどないことで扱いが簡単なのも特徴だ。

 もう1つのメモグッズが「マメモ」だ。こちらは液晶画面にペンで手書きする。卓上タイプとハンディタイプがあり、ハンディタイプはPCとも連携する。卓上タイプは保存する必要のないちょっとしたメモ用に使えば紙のムダもなくなり、廃棄に気を使う必要もない。ハンディタイプはとりあえずのメモを後から選別して、必要なものだけPCで管理するような使い方もできる。

●紙からデジタルに取り込む「ショットノート」と「マウス型スキャナ」

 デジタルメモなんか面倒だ、という人のための「紙のメモ」が「ショットノート」だ。これはメモ用紙やノートの四隅に四角い印があるだけなのだが、スマートフォンからメモを撮影すると四隅の印を読み取って、まるでスキャナで読み込んだようにまっすぐにしてくれるという仕組みだ。サイズ展開も豊富で、最近は名入れをしたものをノベルティとして展示会等で配布している企業もあるなど身近になってきている。キングジム製品としては珍しく、他社からも類似商品が出ているものだから、それだけ需要があるのだろう。

 自分で書いたものだけでなく、雑誌や新聞の切り抜き、もらったパンフレットや書類もデジタル化したいけれど面倒なのはイヤだ、という人向けなのが「マウス型スキャナ」だ。これは名前の通り、マウスなんだけれどスキャナでもあるというおもしろグッズ。マウスを使う要領で読み込みたいところを撫でると、どんどん取り込んでくれる。昔からハンディスキャナというのは存在したが、PCのスペックが向上したことと、ソフトウェアがよくつくり込まれていることの合わせ技で、画面で確認しながらすいすい取り込めること、重ねてなぞった部分をうまくつないでくれることなどが特徴となっている。

●まだまだあるぞ、おもしろグッズ

 ランクインしていたものの中には、iPadなどのスクリーンを掃除する「iコロコロ」もあった。使い方は見た目の通りで、床掃除等をする「コロコロ」と同じように画面を撫でると汚れがとれるというもの。ちゃんと「コロコロ」の商標を持っているニトムズとのコラボ商品だ。

 このほかにも、パスワードを登録しておく専門のデジタルメモ「ミルパス」や、名刺を内蔵カメラで撮影してデジタル化する「ピットレック」、ワイヤレスで複数人のPCやスマートフォンとメモを共有できる「パケッタ」など、ほかではあまり見ないグッズがいろいろ用意されている。

 全体的な傾向として、機能的にはシンプルなものが多い。あまりデジタルグッズに詳しくなくても使えるし、むしろデジタルに詳しくない人のためのお助けグッズ的なものもある。今はスマートフォンやタブレット、PCと周辺機器でかなりいろいろなことができるが、面倒な設定や工夫をせずに1アイテムで済ませてしまいたい人には便利、というのがキングジムのデジタルグッズだ。
(文=エースラッシュ)

BusinessJournal編集部

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