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弥生賞(G2)に挑むグローブシアターは本当に「愚弟」なのか?全兄に2歳王者リオンディーズを持つ超良血馬が抱える「長所」と「課題」

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guro-bushiata-.jpgグローブシアター(JBISサーチ公式サイトより)

 早くも「愚弟」などという声が上がっているのは、この馬に対する期待の高さの反動だろうか。

 母に日米オークス馬のシーザリオを持つ超良血馬グローブシアター(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が、皐月賞の王道トライアルとなる弥生賞(G2、3月5日中山・芝2000m)からクラシックに挑むこととなった。

 今年のPOGでも1、2を争った人気馬。母のシーザリオだけでなく、半兄のエピファネイヤが菊花賞(G1)とジャパンC(G1)を勝ち、昨年の兄リオンディーズが2歳王者となっているのだから、それも当然といえる日本屈指の名血だろう。

 そんなグローブシアターだが、現時点の評価は決して高いとはいえない。2歳時に重賞ホースとなり、弥生賞を1番人気で迎えた両兄と比較すれば大きく物足りないのが現状だ。

 その最たる原因となっているのが、前走のホープフルS(G2)の内容だろう。

 各馬ややバラついたスタートを切る中、無難な発馬を見せたグローブシアターは、デビュー戦同様に中団からの競馬を展開。1000m通過が60.3秒というまずまずの流れの中、勝負所の3コーナーで外に持ち出されると進出を開始する。しかし、外々を回らされてポジションをそれほど上げられずに最後の直線に入ると、しぶとく伸びたが3着確保が精一杯だった。

 キャリア2戦目、初の重賞で3着という結果は、本来なら決して悪いものではない。しかし、この馬に懸かっている期待、そして、勝ち馬のレイデオロだけでなく2着のマイネルスフェーンにも着差を開けられた結果は、この馬の評価を大きく落とすこととなった。

 まず、0.4秒差という小さくはない差を付けられたレイデオロだが、ここまで3戦3勝の無敗馬。2戦目の葉牡丹賞(500万下)で0.2秒差をつけて負かしたコマノインパルスが、後に京成杯(G3)を勝利している事実を考慮しても「世代トップクラス」といえる逸材だろう。

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