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「履正社VS大阪桐蔭」大阪勢同士の決勝で「大阪大会優勝校」落選の是非。改めて問われる「選抜」の難しさ

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 過去にも2009年の大阪桐蔭のように、今回の上宮太子と同じように地区大会で好成績を収めながらも「3校目」となったことで選抜大会に出られなかった例もある。しかし、そういった県の選抜校同士が決勝カードとなったことは初めてで「上宮太子が出られなかったのは、おかしい」という声が聞かれることも理解できる。

 無論、選抜大会の選出がより重要視される近畿大会で上宮太子が、履正社と大阪桐蔭の成績を上回れなかった以上、落選にはある程度納得できる部分はある。だが、ベスト8に残った高校の内、上宮太子だけが落選したという事実は単純に気の毒だ。今年の上宮太子に関しては「ルールの犠牲者」と述べざるを得ないだろう。

 また、今大会改めて問題視されたのが「21世紀枠」だ。

 2日目に報徳学園が21世紀枠で出場した岐阜の多治見を21-0という大差で破った試合を受け、一部から「21世紀枠を見直すべき」という声が高まった。確かに上宮太子を21世紀枠に選抜するという選択肢もあっただろうが、決勝が大阪勢対決になったことも、21世紀枠の高校が尽く1回戦で敗退したことも、すべて結果論に過ぎないともいえる。

 こういったことも、春の甲子園が夏とは異なり「選抜」という形で開催している難しさの1つなのだろう。現状がベストと述べるつもりはないが、毎度短絡的に変革し続けるのもルールの複雑化を招き、その都度、歴史上の不公平を生んでしまうのはどうか。

 しかし、その一方で「選抜」という括りがない夏の甲子園にも、まったく問題がないわけではない。

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