GJ > 競馬ニュース > ミッキーロケットが大阪杯
NEW

和田騎手「今回はゲートを出る」敗戦を糧にしたミッキーロケットが大阪杯に参戦! 日経新春杯と京都記念のラップ分析から見える「推し要因」とは…?

【この記事のキーワード】, ,
keibaup.jpg

「出遅れてくれてむしろ良かった」と、この馬のファンは思っているかもしれない。

 前走の京都記念はゲートで後手を踏むロスが響き、2番人気の支持を裏切ったミッキーロケット(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)。悔しい敗戦には違いないが、課題が見つかったという意味では収穫のあったレースと言えるだろう。

 初のG1タイトルを狙う今回の大阪杯。主戦の和田竜二騎手と陣営側は前走の敗戦を踏まえ、ここまで入念な調整を重ねてきたようだ。

 スポーツ報知の取材に対して和田騎手は、「中間はゲート練習に行って、問題ない。前走は構えすぎた面があったし、普通に出ると思う」と語った。

 和田騎手の残したコメントからはウィークポイントへの対策がなされた事実、そして今回はある程度前めのポジションでレースを進めることがうかがえる。

 確かに敗れたとはいえ着差はコンマ3秒差とわずか。ヤマカツライデンが大逃げする縦長の展開で、中団馬群の前めにつけていたサトノクラウン、マカヒキらが上位を占めたことを考えると、出遅れさえなければ馬券圏内は十分あったはず。悲観するほどひどい敗戦ではないだろう。

 さらに京都記念と2走前の日経新春杯を「ある観点」から比較すると、ミッキーロケットが大阪杯で挽回可能と思える「推し要因」がひとつ浮かび上がる。

 その観点とは「ペース」。京都記念と日経新春杯の前後半3Fのペース、そして自身が記録した上がり3ハロンのタイムを以下に並べてみた。

京都記念:36秒4-36秒0(34秒5)
日経新春杯:35秒6-36秒4(36秒0)

 こう見ると一目瞭然だが、京都記念の前半3Fのペースは日経新春杯よりコンマ8秒も遅い。距離は京都記念の方が200m短いことを考えれば、このタイム差は数字以上にインパクトがあると言っていいだろう。

和田騎手「今回はゲートを出る」敗戦を糧にしたミッキーロケットが大阪杯に参戦! 日経新春杯と京都記念のラップ分析から見える「推し要因」とは…?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  3. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
  10. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ