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桜花賞(G1)ミスパンテールに「未知の魅力なし」の可能性? キャリア2戦の”天才少女”も血統面から感じる「落とし穴」

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 9日に迫った第77回桜花賞(G1)。2歳女王ソウルスターリングを中心とする勢力図の中でも、「最大の惑星」といわれているのがキャリアわずか2戦で桜花賞の切符を掴んだミスパンテール(牝3歳、栗東・昆貢厩舎)だ。

 桜花賞への王道トライアル・チューリップ賞(G3)で、この馬の評価は一気に跳ね上がった。7月のデビュー戦以来、約8か月ぶりのレースという不利を跳ね返しての2着激走。ソウルスターリングに2馬身差をつけられたものの、強豪リスグラシューを交わして賞金を加算し、桜花賞への優先出走権をもぎ取った。まずはそのレースを振り返りたい。

 スタートはまずまずながら、ダッシュがつかずに後方へ。新馬戦も同様だが、このダッシュ力では当面、前から競馬するのは難しそうだ。しかし、その一方で切れ味は超一級品。具体的に述べると、チューリップ賞では世代屈指の末脚を誇るリスグラシューよりも上だった。

 無論、それは単純な上がり3ハロンのタイムからもうかがえる。だが、レースでは最後の直線に入った際、リスグラシューが邪魔で進路がない状況だった。そこで一度、リスグラシューがスパートするまで待ってから追い出しを開始する不利。その分、脚が溜まったという見方もできるが、このロスは決して小さくはない。

 さらに高いポテンシャルを感じさせたのは、そのリスグラシューをゴール前できっちりと捉えていることだ。数字的に両者の上がり3ハロンは0.2秒しか変わらず、着差も半馬身差だったが、実際のレース内容はミスパンテールの方がリスグラシューよりも一枚上手といえた。

 ただし、リスグラシューとミスパンテールでは当時の置かれている状況がまったく異なっていたことは考慮すべきだ。

 リスグラシューはすでに賞金的にも桜花賞の出走が問題なく、ここはあくまで叩き台。しかし、新馬勝ちしかないミスパンテールの方は、チューリップ賞で結果を出さなければ、桜花賞出走がほぼ絶望的な状況だった。

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