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JRAに元大物調教師が「裏切られた」と猛抗議!? 函館競馬の超高速化で29年間守られ続けた「伝説のレコード」に迫る”消滅”の危機

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 また「(従来の)洋芝に合う馬を出走させて結果を求めてきた厩舎関係者にすれば、裏切られた思いが強い」と”現場の声”を代弁。最後には「JRAは高速決着が故障の原因になることを念頭に置いて馬場管理に当たってほしい」とJRAの馬場造園課に対して強く警鐘を鳴らしている。

 元より函館や札幌競馬場は気候の関係上、他の競馬場で使用されている野芝の育成が不安定ということもあって、時計のかかる洋芝が使用されている。派手なタイムこそ出にくいが、例えば「欧州の馬場に近い」という理由で、フランスの凱旋門賞に向かう陣営が前哨戦として札幌のレースを選択するなど、競馬場が持つ1つの”個性”として関係者に親しまれてきた。

 ただ、近年は函館競馬場の高速化が進み「洋芝としての個性が失われつつある」という懸念は競馬関係者だけでなく、競馬ファンからでさえずっと聞かれている。

 大久保元調教師が語るように、馬の故障に繋がる可能性が生まれることももっともだ。だが、ファンからすれば長年守られてきた「最後の聖域」が、ついに”消滅”してしまうのではないかという不安を抱いている人も多いようだ。

「現在、JRAの重賞が行われる芝コースで、平成に入ってから唯一レコードが塗り替えられていないのが、今週の函館記念が開催される函館の芝2000mです。今年は開幕週から高速馬場となりレコードも次々と更新されているので、1988年から守られているレコードタイムが『ついに更新されてしまうのでは』と考えている人も多いようですね」(競馬記者)

 今から29年前、1988年の函館記念は、オールドファンを中心に今でも競馬ファンの間では語り草になっている伝説のレースだ。

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