NEW

JRAが降級制度「廃止」決定……何故馬主の「猛反対」は実らなかったのか? 肥大する「格差問題」を前にオーナーたちが一枚岩になれない事情

【この記事のキーワード】, ,

 あくまで結果論に過ぎないが、安田記念でエアスピネルよりも上位だった4頭はいずれも年明け2戦以下だった。そのことを考えれば、仮に本馬が降級を気にせずフレッシュな状態で出走していれば、結果もまた変わったかもしれないということだ。

 無論、これは一例に過ぎない。だが、条件戦をトントン拍子で勝ち上がれるような素質馬にとって、降級して無駄なレースに出る必要がなくなることは紛れもない歓迎材料だ。

 それと同時に”弱者”が早期引退を余儀なくされることで、結果的に下級条件のレース数が減少。その穴を埋めるようにオープンレースが増えることで、”強者”はよりスムーズに出たいレースに出られる環境ができ上がるというわけだ。

 したがって、降級制度の廃止でメリットを得る馬主も確実に存在するということだ。特に「強者」つまりはオープンクラスの馬を数多く所有する大馬主にとっては恩恵となる可能性が高く、そういった馬主ほど必然的に協議の発言力も増す。

 今回の降級制度廃止に関して、異を唱えていた馬主側が一枚岩となれなかった背景には、そういった事情もあるようだ。

 そして、何より「競走馬のサイクルが加速する」ことで、最も大きな恩恵がありそうなのは馬主に馬を売る生産者だ。具体的に述べれば、オープンクラスの馬を数多く所有し、同時に日本一の生産集団でもある社台グループにとって今回の決定は、何かと恩恵がありそうだ。

 ただ、これも一概には言えない。

JRAが降級制度「廃止」決定……何故馬主の「猛反対」は実らなかったのか? 肥大する「格差問題」を前にオーナーたちが一枚岩になれない事情のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「迷惑をかけて申し訳ない」武豊“大外タックル”で騎乗停止から約3年…。「因縁」被害馬トレーナーと3年ぶりのコンビ復活
  2. JRA 「ホントにカッコいい」藤田菜七子も熱視線注ぐイケメン騎手にG1制覇の大チャンス!? 休養中に評価「爆上げ」の隠れ桜花賞馬候補
  3. JRA池添謙一「有馬記念だけで種牡馬になれると」ブラストワンピース“史上初”の屈辱的結末…。瀬戸際の「ハービンジャー後継問題」を救うのは、あの大物馬主?
  4. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  5. JRA M.デムーロの次は横山武史、アノ中堅騎手がまた「強奪」の被害!? 因縁の「ドゥラメンテ産駒」で下した陣営の手厳しい決断とは
  6. JRA“父親参観”横山典弘がAJCC(G2)に自信あり!? 「疑惑封印」狙うキングオブコージに隠し切れない勝負気配
  7. JRA「言うことがないです」武豊も絶賛したアロゲート産駒から怪物登場の予感も……。 将来性豊かな期待馬を襲ったアクシデント
  8. JRA「ビックリするぐらい状態はいい」武豊の元クラシック候補が異例の挑戦!? ディープインパクト産駒でも「大丈夫」なワケとは
  9. JRAタイトルホルダー、オーソクレース撃破も「鞍上問題」が強敵!? AJCC(G2)重賞未勝利の元主戦に師匠からの「恩情」再登板あるか
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?