真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
NEW
2017.08.10 15:47

前橋育英「左手首骨折」主将の強行出場に賛否!? 甲子園9回7点差リードでの打席登場は監督の「怠慢」か、それとも……
編集部

9日に甲子園で行われた全国高校野球選手権の1回戦、群馬代表の前橋育英が山梨代表の山梨学院を12‐5で破り2回戦に駒を進めた一戦で、ネット上を中心に賛否両論が沸き上がっている。
焦点となっているのは、左手首を骨折しながらも試合に出場し続けた前橋育英の飯島大夢(ひろむ)内野手(3年)についてだ。
この試合、飯島選手は初回に先制タイムリー、7回にはダメ押しとなるソロホームランを放つなど、3安打3打点でチームの勝利に貢献。特にケガを押しながらもレフトスタンドに叩き込んだ7回のホームランには球場だけでなく、ネット上でも大きな歓声が上がった。
しかし、その一方で12‐5と大量リードで迎えた9回の打席では、明らかに骨折した左手を痛がる仕草が見られた。結局、この打席はセンターフライに倒れたが、9回裏の守備には就いていない。ネット上では、7点差の最終回とすでに大勢が決している状況だっただけに、果たして「無理を押して打席に入る必要があったのか」と波紋を呼んでいる。
確かに、いくらスリリングな展開の多い高校野球でも、最終回で7点差は常識的に考えればセーフティリードといえるだろう。飯島選手はチームの主将だけに、存在はチームのモチベーションにも大きく影響すると思われるが、だからこそ大事を取って2回戦に備えるべきだったという意見も見られた。
中には、これが選手を管理する前橋育英の荒井直樹監督の”怠慢”ではないか、という厳しい声もあった。
例えば、プロ野球では阪神の金本知憲現監督が、選手時代に左手を剥離骨折した翌日に右手1本でヒットを放った”伝説”が残されている。
- JRA 社台ファームが空港建設の立ち退き!? 千葉から始まった伝説……社台グループ「サンデーサイレンス」を超える2つの歴史的僥倖とは
- JRA 武豊「社会的信用を一日でも早く回復する」も空しく“モヤモヤ”決着……不正ではなく「不適切」。調教師「約7割」が厳しい処分要求も
- JRA【中山グランドジャンプ(G1)展望】史上最強オジュウチョウサンの「6連覇」か、新王者メイショウダッサイの「政権交代」か。頂上決戦ついに開幕!
- JRA【皐月賞(G1)展望】「超新星」エフフォーリアVS「2歳王者」ダノンザキッド! アノ“怪物”は戸崎圭太と新コンビ結成! ★上位人気馬予想オッズ付き★
- JRA C.ルメール「落馬タックル」もお咎めなし……「激怒」は川田将雅にお任せ!? 皐月賞「鞍上問題」の裏にノーザンファームの戦略見え隠れ……【週末GJ人気記事総まとめ】