GJ > 競馬ニュース > 内田博幸騎手の“謎”騎乗  > 2ページ目
NEW

内田博幸騎手の”謎”騎乗にファン呆然!? プラチナヴォイスで「完璧予習」も言動不一致の撃沈……ファンは「あの騎手」とのコンビ復活を熱望?

【この記事のキーワード】, ,

 しかし、プラチナヴォイスがここまでの9戦で上がり最速を記録したのは、未勝利戦を勝った時だけ。上がり3ハロンの最速が34.1秒と、特別切れるわけでもない本馬にとって、物理的に後方からの競馬は厳しい。

 さらに舞台は度々まくりが決まる中山。代表される有馬記念や皐月賞では各馬が3、4コーナーから進出を開始して、ロングスパート合戦になりやすい競馬場である。

 となると、プラチナヴォイスは必然的に前々でレースをしなければ苦しくなるというわけだ。最後の直線までまともに仕掛けられないのであれば、どうしてもライバルに後れを取ってしまうからだ。こんなことは、素人でも想像がつくだろう。

 強いてイメージを挙げるなら、2番手から抜け出し、良血馬ヴァナヘイムを抑えて2勝目を上げた昨年の萩S(OP)のようなレースか。各メディアの展開予想でも、プラチナヴォイスは「逃げ・先行馬」の一角として予想されていた。

 しかし、いざレースが始まると好スタートを決めたプラチナヴォイスだったが、内田騎手は何故か手綱を抑えて中団へ。8番手で1コーナーを回っている。確かに、位置取りはアルアインやサトノクロニクルといった有力馬を前に見る絶好のポジション。しかし、ここから最後までずっと射程圏に付けられれば良いが、肝心の「4角で追い出せない不利」はどうするつもりなのだろうか……。

 そんな不安をよそに、レースは1000m通過が61.8秒というスローペースで展開。大方の想通り残り1000mを切ってペースが上がり始めるが、プラチナヴォイスはまだ先行勢を見るような中団のままだった。

 そのまま3コーナーに入ると、いよいよ各馬のスピードが上がり始め、置かれ気味になるプラチナヴォイス。すると内田騎手は堪りかねたようにスパートを開始、4コーナーを回る頃には早くもムチが入っていた。

 結果的に、プラチナヴォイスは最後の直線でもしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミッキースワローからは0.8秒も離された5着。「4角では”まだ仕掛けなくていいんだよ”と促しながらだろうね」という頼もしい言葉はどこへやら……。

 レース後には、本馬の走りを見守ったファンから「何がしたかったんだ?」という、内田騎手の騎乗に対する戸惑いや、疑問の声が数多く上がった。

内田博幸騎手の”謎”騎乗にファン呆然!? プラチナヴォイスで「完璧予習」も言動不一致の撃沈……ファンは「あの騎手」とのコンビ復活を熱望?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  10. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々