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いざとなってからでは遅い…「親の望む葬儀」のために、今からやるべきこと

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いざとなってからでは遅い…「親の望む葬儀」のために、今からやるべきことの画像1※画像:『人生のかたづけ整理術』著:柳田智恵子/ダイヤモンド社

 2012年10月に41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さん。彼が亡くなったとき、生前から自分の葬儀の進行を考え、墓の手配をし、通夜には存命中に書かれた手紙を配るなど、自分の死後に対してもしっかりと準備をする「終活」を行っていたことで話題になりました。

 金子さんほど自分の死に対してしっかり準備ができているケースはそう多くはないでしょう。でも、「終活」をしておいた方がいいことは確かですし、何より家族の立場から見ても、積極的に準備は進めておくべきです。

 NPO法人日本リビングウィル協会代表の柳田智恵子さんが執筆した『人生のかたづけ整理術』(ダイヤモンド社/刊)は、自分が死ぬ前に片づけておきたい5つのことが解説されている一冊。ただし、その家族が読んでも十分参考になるはずです。

 生前に片づけておくべき5つのこととは以下の通り。

・家の荷物や持ち物
・お金
・葬儀
・お墓
・死に方

 では、生前からこれらの準備をしなかった場合、遺族としてどのようなリスクが降りかかるのでしょうか。本書に掲載されている体験談を通してお伝えしましょう。

■死んだ父の望まぬ葬儀をしてしまった

 父を心臓発作で亡くした本条さん。同居していたこともあり、実は「万が一のときには、お葬式はできるだけ簡素に、家族と近親者、具体的には自分の兄弟姉妹と、その子どもくらいまでで、本当に親しかった友人にのみ自分の死を知らせてほしい」と言われていたそうです。さらに葬儀用の費用が入っている銀行の預金口座も受け取っており、葬儀社選びも順調に進んでいました。

BusinessJournal編集部

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