GJ > 競馬ニュース > ダンビュライト「菊出走」は  > 2ページ目
NEW

武豊ダンビュライト「菊花賞出走」はギリギリ!? 神戸新聞杯(G2)痛恨4着で権利獲得ならず……菊花賞出走馬「優先順位」と「動向」を総評

【この記事のキーワード】, ,

 ちなみに菊花賞のフルゲートは18頭。2006年以降、11年連続でフルゲートとなっていることから、今年も”定員割れ”は期待できそうにないだろう。

 すでに優先出走権を保有しているのは、セントライト記念(G2)の1着ミッキースワロー、2着アルアイン、3着サトノクロニクル。そして神戸新聞杯の1着レイデオロ、2着キセキ、3着サトノアーサーの6頭だ。ただし、レイデオロはすでに菊花賞をパスしてのジャパンC(G1)挑戦が明言されており、実質的には5頭となる。

 残りの13枠が「賞金順」となるわけだが、重賞2勝のブレスジャーニーは菊花賞出走を名言。神戸新聞杯で敗れたアダムバローズ、マイスタイル、ベストアプローチといったところも出走が濃厚で、ラジオNIKKEI賞(G3)で2着したウインガナドル、萩S(OP)を勝ったプラチナヴォイス、すみれS(OP)を勝ったクリンチャーも菊花賞へ向かう見込みだ。

 また、この夏に芝1800m以上の1000万下を勝ちあがったのはバルデス、キセキ、ポポカテペトル、トリコロールブルーの4頭。その内、キセキは神戸新聞杯で優先出走権を獲得。さらにバルデスは体調面の不安で回避が濃厚。逆にポポカテペトル、トリコロールブルーの2頭は菊花賞を目指す方向のようだ。

 そこに9月以降に1000万下を勝ち上がったロードアルバータ、マイネルヴンシュの内、後者はすでに菊花賞挑戦を明言。前者は未定となっている。

 ここまでで15頭、つまりは残り3枠となるが、ダービー3着のアドミラブルは故障離脱、皐月賞2着のペルシアンナイトは富士S(G3)、2歳王者サトノアレスとプリンシパルS(OP)勝ちのダイワキャグニーは毎日王冠と菊花賞には出走しない見込み。ザ石でセントライト記念を回避したセダブリランテスも、菊花賞パスが濃厚となっているようだ。

 さらにホープフルS(G2)2着のマイネルスフェーンは自己条件のオクトーバーS(1600万下)に回る見込み。また、そこには札幌2歳S(G3)を勝ったトラストも出走する予定だ。

 残る有力馬で流動的なのは、ダービー2着のスワーヴリチャードは未だ放牧中で間に合うのかが微妙といった状況。また弥生賞馬のカデナも、神戸新聞杯後に主戦の福永祐一騎手が「距離が長い」とコメントしており回避する可能性が高まっている。

 また、ここから菊花賞当週までで芝1800m以上の1000万下の数は計6レース。日程的に厳しい上に、そのすべてを3歳馬が勝ち上がる可能性はさすがに低いが、残り3枠を巡ってまだまだ予断を許さない状況だ。

以上をまとめると次のようになる。

武豊ダンビュライト「菊花賞出走」はギリギリ!? 神戸新聞杯(G2)痛恨4着で権利獲得ならず……菊花賞出走馬「優先順位」と「動向」を総評のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  5. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  6. 「6戦5勝」の怪物候補が大阪杯(G1)除外危機!? 主戦・川田将雅不在の「代打」にも見限られて崖っぷち…
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 千葉ロッテ吉井理人監督「愛馬」がJRAで初出走初勝利! 馬主デビューのきっかけになった母の仔で中央競馬を席巻?
  9. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々
  10. 兄はステイゴールド!スイープトウショウも完封したあの馬は、“みんなの”お母さんに!