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何故キタサンブラックは天皇賞・秋(G1)に出走しなかったのか。陣営が東京2000m参戦に踏み切った「2つ」の理由

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 現役最強馬の引退へのカウントダウンが、いよいよ始まる。

 昨年の年度代表馬キタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が、29日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)に出走。「年内引退」を発表した昨年の年度代表馬が大団円に向け、ますは秋古馬3冠の開幕戦に挑む。

 仮にキタサンブラックが天皇賞・秋を始め、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)を3連勝し「秋古馬3冠」を達成すれば、通算獲得賞金で世紀末覇王テイエムオペラオーを上回り歴代トップに躍り出る。

 毎年、好メンバーが集う天皇賞・秋だが、今年も宝塚記念(G1)で敗れたサトノクラウンを始め、数多くのG1馬が集結。すでにこの秋「最大の決戦」という呼び声も上がっているが、陣営としても「叩き台の意識はない」と初戦から”全開”の構えだ。

 しかし、その一方で5歳馬のキタサンブラックにとって今回が「初の天皇賞・秋」ということになる。そもそも何故、本馬は昨年の天皇賞・秋に参戦しなかったのだろうか。

 昨年は、主戦の武豊騎手にエイシンヒカリの騎乗が控えていた。だが、仮に陣営が東京2000mの舞台に自信を持っているのであれば、”譲歩”する必要は特になかったはずだ。実際に”たられば”ではあるが、本馬が京都大賞典から始動したことによって、武豊騎手は南部杯(G1)のコパノリッキーに騎乗できず、ある意味ではG1制覇の機会を逃している。

 そうまでして陣営が昨年の天皇賞・秋を避けた理由は、武豊騎手へのこだわりも然ることながら、単純に「府中2000mに適性を感じていなかった」からではないだろうか。

 実際に、今年の天皇賞・秋参戦を切り出したのは、調教師の清水久詞でも、主戦の武豊でもなく、本馬のオーナーで演歌界の大御所・北島三郎だった。

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