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天皇賞・秋(G1)リアルスティール「毎日王冠勝利」の裏事情......勝利至上"デムーロ劇場"に振り回された「体調」は......?

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 海外G1馬の実に鮮やかな「復活劇」だった。

 29日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)の前哨戦・毎日王冠(G2)は、3歳女王ソウルスターリングやマイル王のサトノアラジン、昨年のダービー馬マカヒキなど、G1馬5頭が集う豪華メンバーで行われた。

 ソウルスターリングが先頭で最後の直線に突入すると、中団真ん中に位置取っていたリアルスティール(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)はM.デムーロ騎手のゴーサインに応えると、残り200mのところでソウルスターリングを捉えて先頭へ。

 最後はサトノアラジンの猛追を凌いで、昨年3月のドバイターフ(G1)以来の勝利を飾った。国内となると、2015年の共同通信杯(G3)以来。あの時も東京の芝1800mだった。

 昨年のドバイターフで念願のG1初制覇を成し遂げたが、他にも皐月賞と菊花賞、そして昨年の天皇賞・秋などで2着がある実力馬。戦前からG1級の豪華メンバーとして注目されていた毎日王冠を制したことで、本番の天皇賞・秋でも「主役級」の活躍が見込まれている。

 しかし、どうやら鮮やか過ぎる復活劇となった前走の走りには「明確な理由」があったようだ。

「いくらなんでも速すぎ......」

"事"の発端は、先月27日に栗東の坂路で行われた毎日王冠の1週前追い切りだった。思わず言葉を漏らしたのは、本馬を管理する矢作芳人調教師だ。この日、追い切りに騎乗したのはデムーロ騎手。休み明けだったこともあって強めの調教が予定されていたが、叩き出された4ハロン49.6秒は、従来の自己ベストを0.6秒も更新する猛時計だった。

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