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アーモンドを食べ続けるだけ! 慶大医教授が語る「世界一簡単なアンチエイジング」法

新刊JP編集部
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 慶應義塾大学医学部教授の井上浩義さんが執筆した『アーモンドを食べるだけでみるみる若返る!』(扶桑社/刊)は、アーモンドに秘められた力を解説した一冊。井上さんはテレビ番組などにもよく出演しているので、お馴染みかもしれませんね。

 でも、どうしてアーモンドが注目されているのでしょうか。

ダイエットにアーモンドが注目される9つの理由

 実はこのアーモンドには、やせるための条件が揃っているのです。

 本書では「腹もちがよくムダ食いを解消できる」「豊富に含まれた食物繊維で便秘解消」など9つの理由が上げられているのですが、ここでは、「腹もちがよくムダ食いを解消できる」について説明しましょう。

 アーモンドには食品の中でもトップクラスの食物繊維が含まれており、なおかつ、食物繊維は水分を吸うと「かさ」が膨れる特性を持っています。しかも、アーモンドの食物繊維は“難消化性”なので消化されにくい。つまり、食べても“腹もち”がよく、満腹感が続くため、その後のムダ食いを避けることができるのです。

 おやつの時間に食べれば、夕食の時間まで腹もちが続き、その結果、食事量も適正になるというわけです。

アンチエイジングの重要な栄養素“ビタミンE”が豊富

 アーモンドには、ビタミンEがたくさん含まれています。実はこのビタミンE、抗酸化作用が強く、体を酸化させる活性酸素から細胞を守る働きをするといいます。

 活性酸素といえば老化の大きな原因の一つですよね。活性酸素自体は外部から入り込んできた細菌などを排除するのにひと役買うなど、人体に欠かせない物質なのですが、過剰発生して、外敵だけでなく、人間の細胞に対しても悪さをしてしまうそう。

 井上さんによると「アーモンド100gあたりのビタミンEの成分量は31mg。これはすべての食べ物のなかでトップクラスの数字です」(本書44ページより)とのこと。

 ビタミンEが豊富なアーモンドを食べることで、体の老化やシミやシワ、そばかすなどを防ぐ効果が期待できるのです。

実は古代の人間もアーモンドが健康に良いということを知っていた?

 本書では最新の実験データに基づいてアーモンドの健康効果を紹介していますが、実は古代の人間もアーモンドの健康効果を知っていたと井上さんは述べています。

 アーモンドの原種は紀元前2500年ごろから中央アジアや西アジアで確認されており、古代には生薬として用いられていたといいます。1世紀に書かれたギリシャの書物には、アーモンドの整腸作用にふれられていたり、中国では明の時代に咳止めとして使われていたそうです。古くからアーモンドは人間に愛されてきたのですね。

 井上さんは、アーモンドを食べることは「世界一カンタンなアンチエイジング法」だと言います。

 ただ、アーモンドをポリポリとかじっているだけでは飽きてしまいそう…という人も多いはず。本書ではそんな人たちのためアーモンドを使ったレシピ集が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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